働くママたちが「本当にこどもを通わせたい学童」を作ろうと思って、作っています。(6)-こどもコーチング-
賛否両論ある言葉に聞こえるかもしれませんが、「おもしろい仕事ほど報酬が高く、単調な仕事ほど報酬が低い」と思っています。
だったら、こどもたちにはおもしろい仕事に就いてほしい。だって、その方がおもしろいし、お金に困らないから。
それと同時に、「なぜ?なんのため?」を言葉に出して言える仕事ほどおもしろく、言葉に出してはいけない仕事ほど単調だと思います。つまり、「なぜ?なんのため?」を自分で考え(課題の発見)、その解決のビジョンを他者とともに創造していく力が、「おもしろい仕事」には必要なのです。
そこで、ミライエではプログラム型学習を取り入れ、どんな未来でもたくましく生きる大人を目指すこと、前の記事で書きました。https://note.com/ateliermiraie/n/ndabeb628d441
でも、プロジェクト型学習、その成果はいわゆる「非認知能力」なので、数字になって成果が見えるものではありません。
でも、成果が見えないものは飽きてしまう。
そこで、ミライエではこども一人一人にこどもコーチングを受けてもらいます。
「ああしなさい」「こうしなさい」
ではなく、
なぜ?なんでそうなるんだろう?
どうしたい?何がいい?
をこどもに考えさせる訓練。
プロジェクト型学習の内容はさることながら、その過程のコーチングにおいて、こどもの成長を図ることができます。(一つのプロジェクト学習ごとに保護者もこどもコーチのコメントをもらうこともできます)
あと重要なもう一つ、こどもコーチングの狙い。
「自分は、友達は、パパやママは、先生は、それぞれこういうところがあって、それぞれがそれぞれに尊重される存在だということ」それもコーチングで学んでいきます。
真の自己肯定感(「自分に甘い」のではなく)と、他者への寛容(「遠慮」や「同調」ではなく)をミライエにくるこどもたちとその親たちもみんな、育んでいきます。
「自己肯定感」については、強いこだわりがあります。
社会に出れば荒波。もう、それはそれは荒波。
荒波をくぐり抜けて生きていくメンタルの強さを培うためには、
滝修行のような一方的な声かけや、大人の指導を無理やり飲み込ませるのではなく、「親も先生もその他大人も友達もみんな信頼できて、自分も信頼されている、自分は大切な大切な存在なんだ」と心から自分を信じられる体験なのだと思っています。
そういう体験が一時期でも一カ所でも、ほんの少しでもあるかどうか、その違いはあとあと大人になってからすごく大切だと思うのです。
ミライエがこどもたちにそんな体験を提供できますように。
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