カプリコが思い出の味になるなんて②
初めての出会いから1ヶ月以上が経過してから、ようやく童顔男子と二人で会った。
普段からスカートよりパンツ派の私は、お気に入りのブラウスとサンダルでデート仕様に仕上げた。
仕事上、毎日一つに結っていた髪の毛もコテで巻いて下ろした。
暑いけれど、オシャレは我慢だと自分に言い聞かせた。
でも、どんなデートをしたのかはもうあまり覚えていない。
たぶん、今から書く内容が記念すべき初デートでの出来事だったと思うが、もしかすると2回目に会った時の話だったかもしれない。
とにかく、まだお互