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『ありがとう』『ごめんなさい』、言ってますか? ~他責と自責~

こんにちは! あたたけ です。

皆さん、突然ですが、『ありがとう』とか『ごめんなさい』って、普段から言えていますか?

あたたけは、、、、、『仕事では』よく言ってます、たぶん。
・・・・出来ているかはわかりませんが、言うように心がけています。
厳密には、言葉を言うよりも、頭を下げることを心がけているんですけどね。
感謝や謝罪の気持ちをわかりやすく伝えようかと。。。。
特に、別部門の方からご相談、ご報告等いただいた際には。

ぶっちゃけ、品管部門に相談・報告に来る時点で何かしらのメンドーごとが起こっていることが多く、相手は『すみません』という姿勢で来られます。
そういう状況で、調子に乗って上から目線で話してしまうと、裏で何を言われるかわかったものじゃありませんし、次から報告が上がってこないこともありますのでね。
表面上は謙虚に、『実るほど頭を垂れる稲穂かな』を実践しています。
ちょっとしたミスからのトラブル報告&謝罪をいただいた際、『こっちこそ、品管からの従業員教育が不充分になっててすみません』と、スムーズに応えられるくらいには慣れてきたかなぁと思います。

さて、あたたけの場合、『敵をなるべく作らない』のが目的で、謙虚な姿勢&感謝・謝罪の言葉を(表面上)続けていたのですが、最近になって『味方ができた』『話を聞いてくれる』と実感することが増えています。
おかげで、いろいろと意見が通ることも増え、ちょっとラッキー!って思っていたりします。

『ちょっと頭を下げる程度で、なんでこんなに周りの対応が変わるのか』いろいろと考えていたのですが、人って『謙虚な人には謙虚な対応』をするのかなぁという、まぁ、ありがちな結論になりました。
『謙虚』だけでなく、『自責』とも言えるかもしれませんね。

大抵の人は、相手が100%悪いと言えないような場合でも何らかの責任を感じていると、『もしかしたら自分にも少しは責任があるかも?』と考えるのかなぁと思います。
逆に、どっちに責任があるかわからない状態で、一方的に『自分は悪くない』というスタンスで話されると、『いやいや、そっちが悪いやろ!』って言いたくなりますね。
自責には自責が、他責には他責が返ってくるんでしょうね。
まぁ、世の中には、いわゆる『モンスター』と呼ばれる、ゼッタイに自分は悪くないと考える、常に他責な人もいますけども。

さて、この『自責の姿勢』ですが、組織を運営する上ではけっこう大事なことだと改めて思います。
過剰な自責は心が折れる原因なので、『適度な自責』が正しい表現でしょうか。まぁ、適度っていうのが難しいですが。。。。。

なぜ、『自責の姿勢』が大事なのでしょうか?

1つは、先述の通り、『円滑な人間関係形成』ですね。
『お前が悪い!』って責任を押し付けあう組織よりも、『ご迷惑をおかけしました⇒いやいやこっちこそ・・』という組織の方がすごしやすいですよね、たぶん。

もう1つは、『組織の成長』です。
円滑な人間関係だけでは『なあなあ』で終わってしまうこともありますが、自責を形だけにせず、自分たちの問題点を見つける機会にできれば、成長に繋がるのではないでしょうか。
何かあった時、他人のせいにばかりしている部門が、自分たちの問題点に気づくわけがないですからね。
他責ばかり考えている組織って、良くても『停滞』、だいたいは『ゆるやかな衰退』に繋がるでしょう。
その反対で、『自責の姿勢』が根付いている組織って、トラブルを成長のきっかけに出来るんだろうなぁと思います。

ちなみに、『自分が他責になりがち』と思う方は、まずは、『頭を下げる』ということから始めてみてください。
謙虚な姿勢をとっていると、考え方も少しは謙虚になるはずです、たぶん。

頭を下げるのはプライドが許さない?
それはプライドではなく、ただの見栄ではないですか?
あたたけ的には、『頭を下げず、問題が解決しない&トラブルが続く』という状態の方が、よっぽどプライドが許さないですけどね!


ではでは。今回はこの辺りで!

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