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神秘体験が始まったタイミングのホロスコープ的解釈
ジェーン・ロバーツの本に、セスという存在から得られたチャネリングの本があって、それをゆっくり読んでいた。チャネリング本というと宇宙人や霊的な存在がチャネラーを通して語られたことが本になっているということもあり、独特の語法が頻出したり抽象性の高い題材がテーマが扱われていることも多く、一般人には大変読みにくいものも多いが、このセスのシリーズは実用性に富んでいるし、文章としては硬いが読みやすいと思う。こ
もっとみるトランジット天体の逆行で3回形成されるアスペクトのそれぞれの意味について
トランジット天体が逆行することで、ネイタル天体と3回アスペクトを作ることがしばしばあります。
3回アスペクトを作るということは、それだけそのアスペクトが意味する事柄を経験する機会があるということです。
それぞれのタイミングにどういう意味が見出せるのかをタロットの小アルカナと結びつけて説明してみます。
1回目のアスペクトはトランジット天体の順行時に起こります。これは小アルカナでいうと「1」の数
ホロスコープ上で意味的に重なりあう要素に注目しよう
ホロスコープを読むときに、天体同士のつながりを示すのはアスペクトです。
アスペクトがなければ、それらの天体の関係性が基本的にはつくられていないということになります。例外としては、サインの支配星との兼ね合いでミューチュアルリセプションなどはありますが。
ただ目に見える計算上の関係はなくても、意味的なつながりを見つけることはできます。意味的な関連性をつみ上げていくと、その意味が強調されて現象化しや
占星術のアスペクトに良し悪しはない
占星術学びはじめの時、個々の要素を良い悪いで判断してへこんでしまう人も多い。
今回はアスペクトについて書きたいのだけれど、イージーアスペクトだから何もかもいいこと尽くめではないし、ハードアスペクトだからといってアンラッキーということではない。
たとえば120度のトラインではサポートを受けやすくなったり、能力的に得意なことに関わってきたりで恵まれている感じがする。
反対に90度のスクエアでは内
占星術が当たらないと思ってしまう時に
占星術の話題。
自分のホロスコープを見た上で、当たらないと思っている人にはどんな原因があるだろうか。
例えばハウスシステムを複数見比べたりするのはいい。天体の入っているハウスが一つや二つずれることがあるから。
でももっと本質的なことを言うと、自分の本心に気づけているかを確かめることが大事である。
スクエアのアスペクトは矛盾、対立を表すので抑圧された方の自分の側面は、封印されたり否定的に見て
占星術で時期を読む:有名になる時
占星術で時期予測というタイトルでいくつか書いてきましたが、予測しているのではなく、過去の事例から読み方を解説しているだけなので、時期予測ではなかったということで、タイトル変えました。
予め特定のイベントが起こることを事前に予測することは、難しいのです。というか、未来に何が起きるか決まっているわけではなく、ある程度自分で方向を変える余地はあります。
ロバート・ハンドのトランジットについて書いてあ
占星術で時期予測:結婚(2)
ホロスコープを読むときにこれまでに書いた占星術で時期予測の記事は、Celeste Tealという人の本を参考に書いていたのですが、この人の本を読んでいるうちに、全面的には賛同できないところもいくつか出てきたところがあります。
全体としていうと、読解に機械的な側面が強く、ビリヤードの球が連鎖するように、これとこれが重なるとか、アスペクトができるからこうなるとか、事後的に項目を結びつけていく読み方
占星術で時期予測マニュアル:離婚編
前回の結婚時期について書いた記事は、機械的なマニュアルになってしまった気がします。単純に正確なアスペクトができていたかどうかというよりも、天体とサインの象徴から意味をもう少しきちんと読んだほうがいいと反省しました。
今回例に出すのは、とんねるずの石橋貴明氏。ネットに出生時間の情報がありました。
ハウスシステムでずれる天体のハウス前回はホールサインハウスで表示しました。今回はコッホです。
コッ
占星術で時期予測するマニュアル:結婚編
占星術を使った時期の読み方をいくつかのテーマで書いていくつもりです。まずは人生の一大イベントである結婚のタイミングを題材にしたいと思います。事例として扱うのは、出生時間がわかっている戸田恵梨香さん。最近でもないですが、昨年末に結婚を発表されました。
まずはネイタルで基本を確認
ホールサインハウスを使用しています。現代占星術ではプラシーダスが流行しているので、馴染みのない方も多いと思いますが、読