映画感想01 14歳の栞
この映画の感想はnoteに書いてみたいな、と唐突に思って書いてみます。
見たきっかけは、妹が見てきた!とLINEをくれたこと。ほんで感想は、エモい!と。
エモいの中には色々複雑な感情が含まれてるんだろうなと思った。
こんな映画見るんだ?と思ったら、舞台好きな友達がインスタで紹介してたことがきっかけとのこと。
この映画のHPを一瞬見た時に、できるだけ事前情報を入れずに見に行こうと決めて、翌日か、それくらいには見に行ってました。こんな感じで結局わたしも見に行ってるし、輪が広がってますね。
しかもこの映画、あとでわかったことですが、2021年公開らしい。好評で再上映っぽい。私が見た上映回も10数人は人がいたし、人気なのだろうと思った。ただ、単館上映っぽかったので、わざわざ隣の県まで見に行きました。妹もそんな感じだったみたいです。まあ、そのおかげで雰囲気のある映画館に行くことができました。気になる映画との出会いもありました。
さて、いざ映画館に来てみると少し不安になりました。中学生が主人公の映画。しかもドキュメンタリー。とくにわたしにとって、中学生の頃は傷しかなくて、それをえぐりだされるのではないかと不安になりました。中学生の日常を描いているからこそ。
それに、わたしは普段ドキュメンタリー映画を見ません。ただ、某局のドキュメンタリー番組は、実家にいる時に、時折見ていました。ドキュメンタリー映画を撮る意義はよくわかっていません。まあでも、日常を見つめることこそ発見がある、という考え方かなと思いました。番組と映画、違うのは尺くらいのものかなとも思いますし。
ただ、私にとって尺は命取りであり、集中して見続けられるかはいつも不安です。
たいてい、映画館で見る映画は、見続けられることが多いのですが。でも、姿勢保持が苦手なので、姿勢がだらしなくなっているときもあります。
さて、見終わってみて。映画ならではの編集が、参考になりました。(動画編集のスクールに通っている)
そして、中学生たちの姿が頭にこびりついて、しばらく離れませんでした。30人ちょっとぐらいいたので、ほとんど覚えられていないような気がするのに、です。これこそ、この映画の持つ力ですね。
また、この映画は最初、明るさが光る子供達を写し、そのあと徐々に暗い一面をもつ子供達へとスポットが当たっていきます。もちろん、みな、それが中2地点での『らしさ』ですし、あくまで一面です。その点も印象的でした。
この映画は学校や子供の保護者たちに協力してもらっていましたが、ここまで多くの子供達の親が賛同したこと、子供達が素直に映画クルーの質問に答えていたこと(全員ではないけど)に驚きました。でもその答えの一つは、クラスの持つ雰囲気にあると思いました。いろんな子がいて、メチャクチャ1つにまとまってる!という感じではないんだけど、クラスの雰囲気を慮る子が何人かいて、そのうちの1人なんかは自分を犠牲にしてでも!という子がいました。その子達がいるクラスだからこそ、今回の映画の主人公たちとなったのではないかと思います。この映画に出たことを後悔していないことを願うし、たまに思い返すくらいにして、どんどん成長いってほしいなと思います。
桜がとっても綺麗でした。自分の傷と照らし合わせながら、また私も一歩進みたい。
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