長期連載の功罪①
いよいよ紅天女の章に入りました。
愚痴が多くなります。きっと。
念願の紅天女の候補に選ばれたマヤ。
亜弓さんと一緒に月影先生が待つ紅天女のふるさとへ向かうことになりました。
しかし、マヤの頭の中は紫のバラのひと=真澄さんでいっぱい。
挙動不審になったりぼーーっとしたり、とても演技のことなど考えられる状態ではありません。
この期に及んで、マヤはまだ真澄さんが好きだとは認めていません。
いやキミ、かなり前からチラチラ真澄さんのこと気にしとったやん。
真澄さんがお見合いしたって聞いてめっちゃショック受けとったやん。
ちゃっちゃと認めろ。
(まぁ認めたあとも長いんですが)
こんな調子で紅天女の修行をだらだら、もとい、コツコツやるもんだから、そりゃ話も長くなります。
そもそも速水社長、アンタがいけない。
「おれともあろうものが、11も歳下の少女に…!」
て、念仏のようにいつまでゆうとんねん。
そりゃ13歳と24歳じゃあ色々ヤバいけど、今や21歳と32歳(推定)。全然OK。
マヤも諦めきれず、お見合い相手の紫織さんともずるずる付き合って。
だから紫織さんも手首切ったりお池に浮いたり昼メロみたいなホラーみたいな展開になってもうたやないか。
演劇スポ根物語はどこへいった。
いや本当に、私はまとめ読みをしていましたので飛ばして読むこともできましたが、連載をリアルタイムで読んでいたファンはかなりもどかしかったのではないかと推察します。
休載も多かったようですし。
もう疲れたよ、パトラッシュ。
この時期、かなりのファンが脱落してしまったかもしれません。
「紅天女」の阿古夜。