好きなアニメを語る〜アナと雪の女王2
先週と先々週にTV放映された、
アナと雪の女王、
アナと雪の女王2。
私は2作とも劇場で観ましたが、この機会にBlu-rayで保存しておこうと録画しました。
そして週末に両方観ました。
よかった。こんなによかったっけ?
アナ雪2!
第1作目は、アナ雪フィーバーが社会現象にまでなりましたよね。
2作目ももちろん面白かったし感動したのですが、1作目には及ばない。
劇場で観たときはそう感じたのです。
でも今回両方を続けて観ると、圧倒的に2作目が心に刺さりました。
そして、1作目ではエルサに感情移入したのに、2作目ではアナから目が離せませんでした。
前作から3年後の設定で始まる2作目。
アナも大人っぽくなりました。
自分を呼ぶ声に導かれて無茶をしようとするエルサと、そんなエルサをほっとけないアナと仲間たちの冒険が始まります。
不思議な力を持ち、それを使いこなすことを身につけたエルサは最強です。
一方アナはそんな力は持っていない。
でも、彼女は強いのです。もしかしたらエルサよりも。
アートハランに行ったエルサがピンチに陥ったことを察したアナは、その場で自分にできることを考え、実行します。
アナもエルサも強い強い。
王子さまのキスで目覚める往年のディズニープリンセスは、どこにもいません。
むしろ、ヒロイン枠はこのお方でしょうか。
アナの恋人、クリストフ。
エルサしか目に入ってないアナにおいて行かれて、トナカイ合唱団とともに乙女のように歌いあげます。
この歌パートがもう笑え、いえ切なくて。
クイーンへのオマージュも感じられます。
でも彼もただのヒロインじゃない。
アナが絶体絶命のときは、ひらりと彼女の前に現れます。
日本中の奥さまの心を鷲づかみにしたと言われる、このセリフ。
おれについて来い!とか、もう大丈夫だよ!とかの上から目線じゃない。
あくまでアナの気持ちを優先しようとするクリストフ。男前です。
そして忘れてはいけない、オラフ師匠。
3年たってさらに賢くなった彼は、もはやヨーダのようです。マスター・オラフ。
深い。
最後はアナがアレンデール王国の女王になって終わります。
確かに、アナは女王の器かもしれません。
アナを吹き替えた神田沙也加さん。本当にうまいです。歌もアテレコも。
さらなる続編も観たい気もしますが、3匹目のどじょうは、さすがに……?