イギリスが私を呼んでいる①
子どもの頃から、イギリスに憧れていました。
お姫さまや動物が出てくる絵本や童話が大好きでした。
10代になって「7つの黄金郷(エルドラド)」という漫画にハマったのは、この記事に書いたとおりです。
4ヶ月前に書いたこの記事に、最近になってほぼ同時におふたりの方からリアクションをいただきました。
おひとりはこの漫画のWikipediaを書かれた方。
もうおひとりは私の3大推し漫画(ガラスの仮面、エロイカより愛をこめて、7つの黄金郷)のファンとおっしゃる方です。
これをきっかけにまたエルドラド愛が再燃し、先日から読みふけっています。
ああやっぱりなんて面白いのだろう。
憧れていたイギリスに、○○年前に一度だけ行きました。
たった一泊二日の滞在だったので、全然足りません。
またおいで。イギリスが私を呼んでいます。
イギリス定番の観光スポット、タワーブリッジ。
エルドの時代にはありませんでしたね。
パックツアーだったので短時間でこの付近を走り回りました。
ロンドン塔も中には入れず、外から見ただけでした。
アーサーが毒殺されそうになったロンドン塔。
オリビエが彼を助けようと口移しで水を飲ませるシーン、印象的でした。
水! 水!
どうしよう アーサーが死んだら!!
死なないでアーサー!!
(オリビエ モノローグ :文庫版第3巻)
このときオリビエは16歳、アーサーは21歳。
アーサーはまだオリビエの性別を知りません。
ですが、磁石のプラスとマイナスのように惹かれあっていきます。
世界一の幽霊スポットとも言われるロンドン塔。
ホラーやオカルトが大の苦手の私ですが、アン・ブーリンの幽霊なら会ってみたい気もします。
私を呼ぶのはアン・ブーリンか、それともロンドン塔のカラスか…。
ウエストミンスター宮殿のビッグベン。
これもエルドの時代にはまだありません。
海の上で10年を過ごしたエロールとオリビエは13歳でやっとイングランドに帰り、ウエストミンスター宮殿でエリザベス女王に謁見します。
おおクイーン!
なんという威厳 なんという気品
そして なんというやさしさ
国の母よ
欧州第1の女性よ!
(エロール、オリビエ :文庫版第1巻)
16世紀終盤のイングランドが舞台のこの漫画。イギリスが大英帝国と呼ばれる前です。
スコットランドやスペインなどの旧教国との争いや、オリビエが担わされたエルドラドの謎をめぐる壮大なストーリーが、ここから始まります。
私を呼ぶのはエリザベス1世か…。