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ペットアクセサリーをつくるきっかけ①

ネットSHOPでの、お仕事を始めたきっかけの話です。

私の元にやってきた・・一匹のトイプードル。その頃の私は、色々大変な時期で生きる事に希薄な時期でした。

人間不信・・・

これが一番理由でしょう。アパート内・仕事場での孤立。生きる・・・という事に一番興味が薄かった時期でした。

そんな時に夜ふらっと、日常品を購入するのに大手ホームセンターに買い物に出かけた時、出逢ったのが今も横で寄り添ってくれている・・・今は12歳になるトイプードル。

ASTI(アスティ)

幼い頃、祖父母の家で育ってきた私は、沢山の動物と触れ合ってきました。犬・猫・リス・文鳥・セキセイインコ・コイ・ヤギ・鶏(どんな田舎)。馬にも、気軽に乗れるような・・・とにかく、沢山の動物が身近にいました。

でも、短大に行くために神戸に行き・・・それから一人暮らしが続きました。きっと・・・心が疲れ切っていたんでしょうね。慣れない都会暮らしに。それに、実家で大事に育てていたラブラドールレトリバー(1歳になるころ)窃盗に遭いペットロスに陥った頃もあったので、実家を出てからは・・・動物とあまり触れあっていませんでした。唯一、短大のサークルの馬術部で馬と触れ合ってるだけでした。

生活に、疲れ果てていた・・・そんな夜に出逢った。一匹のトイプードル。ショーケースの中から私を見るまなざし。

「すみません、この子頂いていいですか?」

思わず、店員さんに声をかけていました。そして、ショーケースを見ながら・・・私は泣いてたんです。一匹の仔犬を見ながら。

店員さんも、なんて声をかければいいのか分かりませんよね笑

「とりあえず、抱っこしてみますか?」

と聞かれ私は・・・暖かい小さな命に触れました。必死に愛嬌を振りまく小さな命。

「この子連れて帰りたいです。」

結構な夜中でした。まだ、ペットを展示する時間が決められていない頃でしたし、閉店間際だったのを記憶しています。

その頃人気爆発のトイプードル(37万円くらいだったかな?)を買うお金など、手持ちにとうてい持ち合わせてなどいません。でも、今すぐにでも連れて帰りたいという気持ち。焦る店員さん。

その夜は店員さんに、なだめられながら契約書だけを書き、次の日朝早く引き取りに行きました笑

当時を思い返すと・・店員さんもびっくりしたでしょうね。ショーケースを見た仔犬に涙し、いきなり連れて帰りたいという客に。冷やかしかと思ったかもしれません。でもその店員さんは、トイプードルについて沢山の事を教えてくれて、朝引き取りに行った時には、必要な物だけを揃えてくれて、後必要な物をきちんとメモして渡してくださいました。

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(当時は写真を撮るという余裕がなかったので・・ASTIは1歳過ぎてからの写真ばかりです笑)

ラブラドールを育てていた時、家の近くに警察犬を訓練している方がいて、犬についての躾や沢山の事を教えてもらっていたので、躾に関しては自信あったのですが・・・小型犬と大型犬は違います。(当たり前笑)毎日、ASTIに翻弄されました笑

でも、いつも傍に寄り添ってくれて無償の愛をくれました。(風邪ひいた時は、小さな身体で家族が来るたび、自分が守ると言わぬばかりに吠えてガードするし、川に入った時なんか泳げもしないのに、私が溺れたのと勘違いして飛び込んできて溺れかけたり笑)

12年・・・今もしっかりと絆は繋がっています。

そう・・・

「ASTI Couture」

ASTI と共に歩んだブランドでもあるのです。写真撮影のモデルは、いつもASTIがしてくれています。「ASTI Couture」は、二人(匹)三脚で立ち上げたSHOPなのです(終わった後、報酬!とおやつの前でアピールします笑)

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さてさて・・・今日はこの辺で。

まだまだ、ペットアクセサリーを作るきっかけまで話せてませんね。ローマは一日にして成らずです。




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