塩化ナトリウムや白米って体に悪いの?
言葉やイメージに流されていませんか?
ミネラルを含んだ塩が美味しくて体に良い
精製した塩は塩化ナトリウムであって
あんなものは塩ではない。
こういったことを言う人も時々います。
でも、本当にそうなのでしょうか?
確かに自然塩と言えば聞こえは良いです。
でも、成分の中にはダイオキシンなど
人の体に悪い成分も入っていたりします。
それらを99%以上が塩化ナトリウムの塩に
作られた人工的な塩は、かなり純度の高い塩だとも言えるのです。
もう少し別の言い方をすれば自然塩は
別の成分が入っている不純な塩とも言える気がします。
お米などもそうかもしれません。
白米よりも玄米のほうが体に良いとよく目にします。
お米よりも色々な栄養素が高く玄米に変えたほうが
自然と栄養が摂れますよと。
確かに栄養素が高いかもしれないけれど
では、そもそも何故わざわざ白米にして食べているのか?
きちんと精米をして白米にしている理由の一つに
これも塩と同じで不純物を落としている部分があります。
確かに栄養素も高いのですが精米されていない米には
ヒ素や残留農薬などが多く含まれている場合もあり
それらは決して人の体に良いものではありません。
栄養価の高さばかりが謳われて、いつのまにか白米は
悪者のようになってしまいました。
また入っている栄養素により一緒に食べる、
おかずにも気を付けなければ栄養が偏りすぎる場合もあり、
骨密度の低下を呼ぶ場合もあるとか。
【マグロやイクラなど一緒に食べるとなりやすいとも】
何よりふっくらと柔らかくて米の持つ甘さを感じて
食べることが出来るのは白米のほうです。
玄米のほうは消化もゆっくりで腹持ちが良いと言われたりもしますが
考え方を変えると消化が悪い食べ物になってしまいます。
消化が悪い食べ物ということは消化時間が長く必要になるので
その時間分だけ余計に体にダメージを与えていることになります。
病気で体が弱っていたり、胃腸の弱い方や、お年寄りにも
本当に体に良いのか分かりかねる部分も出てきます。
自然塩や玄米を悪く考えているわけではありません。
塩化ナトリウムや白米も悪くないのです。
片方だけが良いと言う一方的な記事が多くみられることに
なんとなく不思議な感じになりました。
どのようなものにでもメリット、デメリットがあるはずで
バランスが一番大事だと思います。
偏ったイメージや言葉に惑わされないように
気を付けたいと思いますね。
イラストは、かなったさんにお借りしています。
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