【note10日目】1番嫌なものと向き合う過程を発信することで得られたもの3つ
元々私は他ジャンルでnoteを少々書いていた経験がありますが、
当時の私は、そのnoteの中で自分の核心に触れる部分を隠し続け、最後まで当たり障りの少ない発信をしていました。
今回は、「私にとって1番触れたくないものと向き合うこと」がテーマのnoteを始めてから私の中にどんな変化が起こったのか、お話しします。
10秒で読める自己紹介
どうも。
日本一もあと一歩って時に、メンタル理由で好きなことが一切出来なくなってうつ病にもなり6年目、26歳チアキです。
今年に入り突然「日本一をもう一度目指そう」と決意し、あれこれ試しつつ奮闘しています。
(まだ練習再開はできていません)
私が向き合いたくなかったもの
私が目を逸らし続けていたもの、それは、
「私が大好きだった表現スポーツ」
のことです。
大好き「だった」…。
私が過去形を使っているのは、
今ではそれがトラウマとなり、
練習することはおろか、
そのスポーツの名前すら、
口に出せなくなってしまったからです。
気になってたまらないのに練習すらできない泥沼生活は6年目に突入しました。
「やりたいのに出来ない」葛藤は怒りに変化し、私の心身を内側から蝕み続けましたが、
引っ越しなどによって回復してきた私は、
10日前に勢い余ってnoteを開始しました。
ここからは、noteを始めてみて気付いたことや変わったことを書いていきます。
①昔の努力は無駄だったと気付く
10日前にようやくnoteを始め、自分の最大の問題と向き合い始めたわけですが、
それまでの辛かった6年間だって、
何度も何度も、一人で涙を流しながら、
私はこの葛藤と向き合い続けてきました。
いや、向き合っていたつもりでした。
noteを使って自分と向き合いだして初めて、
私は気付いてしまったのです。
「私は無意味な行為をしていたんだ。」
私は自分の問題と向き合う時、
いつも1人でした。
1人ということは、主観が100%、客観性がゼロということです。
「トラウマは言語化によって癒されるのだ」
と、主治医の先生は言われました。
しかし私はどうでしょう。主観100%の視点を持っていたせいで、
毎回のように過去の記憶に丸ごと呑み込まれては涙を流し、時には何ページにもわたって殴り書きという形で紙面に怒りをぶつけてきました。
だけど結局それは、ただフラッシュバックを引き起こしていただけでした。
たしかに言語を書いてはいたけれど、
自分と向き合った「つもり」のその行為は、
私にとって何も意味をなさないどころか、私の脳を破壊していただけだったのでしょう。
毎回終わった後には何時間も虚脱状態に陥り、精神的に楽になることは全くありませんでした。
いつも最後に残るのは、
「辛い思いをして向き合ったんだから治療になったはず」という、どこか生ぬるい安心感と、
「私は努力しているぞ」という、知らない誰かへの免罪符でした。
私は、わざわざ辛い思いをしてまでフラッシュバックを引き起こして自分の脳を傷つけ、
それを治療だと、前に進む作業だと、
勘違いしていたのです。
結果的に、私はこれまでの6年を無駄にしていたことに気付いたわけですが、
逆に言えば、noteによって今まさに回復の道を辿り始めたということでもあります。
noteを書くことは、まさにトラウマを超客観的な視点から言語化する行為であり、
すでに治療にも効果を発揮し始めているのかもしれません。
そして「治療に対して意味のある行動」が何か分かったからこそ、
今になって突然、「1人で向き合う」という過去の行動が、無意味であったことに気付いたのでしょう。
②熱中しすぎて落ち込む時間が減る
さて、冒頭から6年の努力を丸ごと否定するという、ヘビーな話が出てきましたが、
ここからは良い話が続きます。
noteを始めて10日。
私はnoteに熱中しまくっているのです。
料理も掃除も彼氏の秘書業務(的な何か) も手抜きしがちになっていますし、
何より暇さえあればnoteを書いています。
10日前までの私はと言えば、
暇を与えると「自己否定しまくり」、
その結果「落ち込みまくり」でした。
それがこの変わりよう。
ここまで熱中している理由は、やはり、自分が最も関心を持っている分野だからだと思います。
確かに向き合うのは辛い面も多いし、最初の方は過去のnoteでは経験したことのないような「重さ」を感じましたが、
毎日毎日執着しすぎて頭の中を巡っていたことですから、なんだかんだ続いています。
まとめると、これまで、
「暇さえあれば自己否定」
だったのが、
「暇さえあればnote書く」
になったわけです。
これって地味に凄いんじゃないでしょうか。
③睡眠時間が減る(良い意味で
全人類が大事にするべき睡眠時間ですが、
私の場合、「寝すぎ」だったんですよね。
うつ病の回復期でもあるので寝すぎそのものが悪いというわけではありませんが、
note始める前は9時間半睡眠でした。
いつも11時とかに寝て、朝は8時9時に起きる生活だったんです。
ところがnoteを始めた直後から、
寝る時間は変わっていないにも関わらず、
朝の6時7時は当たり前で、時には5時台とかに目が覚めるようになってしまったのです。
睡眠時間で言うと1時間は減ってそうです。
これに関しては訪問看護師さんに相談もしましたが、「悪い状態ではなさそう」とのことでした。
この先は私の予想ですが、
「余計なところで疲れなくなったのかな?」
と考えています。
疲れると睡眠って長くなりがちですけど、
毎日9時間半も寝ていた私は、
「毎日疲れすぎていた」可能性があります。
疲れていた理由は、先ほど出てきた、「暇さえあれば自己否定して落ち込みまくる」
に加えて、「例の競技に対して悶々と執着を続けていたダメージ」
ではないかと踏んでいます。
「あえて夢に執着する」と決めてからは少し楽になっていたのですが、
実際にnoteを書くという執着らしい行動を取り始めてから、さらに落ち着いて疲れなくなった感覚があります。
なんにしても睡眠時間が減ると自由時間が増えて最高ですね。
note書きまくってるから気付きませんでしたが、よく考えたら今までnoteの時間もTwitterの時間も完全なるゼロだったわけです。
生活の質をそこまで落とさずに新しいことを始められる余裕までできるってのは嬉しいものです。
(今回はたまたま睡眠短くなってラッキーでしたが、意図的に減らすのはヤバい予感しかしないのでやりません)
まとめ
今まで、当たり障りのないnoteを書いていた私ですが、
「自分にとって1番触れたくないものと向き合うこと」を始めて10日で、
①過去の行動の無意味さと、noteが自己治療に向いていることに気付き、
②noteに熱中しすぎて落ち込む時間が減り、
③そのおかげで眠りすぎが治りました。
もちろん経験も性質も人それぞれですから、万人が同じようになるとは限りませんが、何かお役に立てれば光栄です。
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