紅茶やコーヒーをいただくときに注意したいこと3選【暮らしのマナー 訪問編#7】
接遇マナーコンサルタント
つや声トレーナー
向山明日香です。
今回の訪問マナーは
「紅茶やコーヒーをいただくときのマナー」
について
①【テーブルセットによっての扱いの違い】
あなたはテーブルセットの種類によって
カップやソーサーの扱い方が違うことを
ご存知ですか?
ダイニングテーブルの場合は
カップのみを持ち、飲みます。
応接間などのローテーブルの場合は
ソーサーごと持ち
一旦膝の上に持っていきます。
そしてカップを持って、飲みます。
何度もテーブルには戻さずに
ある程度飲んでから一旦戻すなど
動きが忙しくならないように気をつけましょう。
②【カップの持ち方】
カップの取っ手に指をかけるのは
実はマナー違反です。
取っ手はつまむように持ちましょう。
また、
緑茶は手を添えたりしながら両手で持ちますが、紅茶やコーヒーはカップを両手で持つと「ぬるいです」という意思表示になってしまい、失礼に当たるとされていますのでこちらも気をつけたいところですね。
③【お砂糖やミルクの入れ方のマナー】
砂糖やミルクを入れる場合にはゆっくりと、
カップに近くまで持っていってから入れるのがマナーです。
シュガーはカップの端の方から入れると
紅茶やコーヒーが跳ねることなく
静かに入れることができます。
もし角砂糖であれば、
一度、自分のティースプーンに乗せてから
ゆっくりと沈めるよう入れましょう。
お客様にお出しする時、
ティースプーンはカップの手前に置くのがマナーです。
そのティースプーンを使い終われば
カップの奥側に置きましょう。
カップにティースプーンを指したまま飲むのはマナー違反ですよ。
また、お砂糖やミルクを混ぜるときは
音を立てないように注意しましょう。
混ぜ終わったスプーンを取り出すと時は、
カップの端に優しく沿わせて
水滴を取るようにしてからソーサーの向こう側へ置きましょう。
お出しいただいた飲み物やお茶菓子は
なるべく残さなうようにするのもマナーですね。
最近はビジネスシーンでペットボトルで出されることもありますね。
もし残ってしまった場合は持ち帰っても失礼ではないとされています。
もちろん、持ち帰る際は先方へお声をかけましょうね。
思いやりのマナーと美しい所作で
いつもエレガントに…