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日本茶のいただきかた基本マナーと上級編【暮らしのマナー 訪問編#8】

接遇マナーコンサルタント
つや声話し方トレーナー
向山明日香です。


今回の訪問マナーは

「日本茶をいただくときのマナー」について


①【日本茶をいただくときの基本マナー】

訪問先では茶托と湯呑茶碗のセットで出てくることがほとんどですね。

持ち上げるときには、茶托と湯呑茶碗がくっついていることがあるので、

①左手を軽く茶托に添えて、
②右手で湯呑茶碗を持ち上げ、
③左手を湯呑茶碗の底に添えながら飲みます。

ソファーなどでローテーブルの場合は、
両手で持ち上げたほうが安全ですね。

また、いっきに飲み干さず、
少しずつ召し上がりましょう。


(小指は立ててはなりませぬぞ…)

②【応用編:蓋つきの湯吞茶碗がでてきたら?】

訪問先にて日本茶をいただくときのマナーについて一番迷うのが

「蓋つき」の湯呑茶碗

で出てきた場合ですね。 



その場合、 

①左手を茶碗に添えて右手で蓋を持ちます。

注)この時、蓋は手前が開くように傾けて
茶碗の縁で水滴を切りましょう。
こうすると蓋を置いた時に水滴で机を汚してしまうことがありません。 

そして
②蓋を取ったら裏返して
   茶碗の右側に置きます。 

この時もポイントがあります。

注)茶托の下に少し挟む(ひっかける?)ように
裏返した蓋を置くと
蓋がクルクルと回ってしまったりすることを
防ぐ
ことができるんですよ。


そして、


③右手で茶碗を持ち
   左手を添えていただきましょう。 

まさか、
ずずずぅ~っと音を立てて
召し上がらないように。 


④飲み終えたら右手で蓋を持ち、
   左手に持ち替えて返して
   右手で蓋を閉じます。


③【日本茶の褒め言葉】

味に関しては甘み や 香りなどを誉め言葉として使うことが多いです。
「すがすがしい香りとほのかな甘み」「芳醇な香りと豊かな甘み」など。

誉め言葉でお相手のもてなしへの敬意と感謝を届けます。




思いやりのマナーと美しい所作でいつもエレガントに・・・


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