あすい

人並みに働いています。

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最近の記事

プー太郎日記 その6「第三婦人」

2019/10/24久々に劇場に映画を見に行った。 『第三婦人と髪飾り』というベトナム映画である。 ベトナム映画?こいつ、珍しい趣味をしているな。 と思うかもしれないが、僕自身もベトナム映画を見るのは初めてである。 きっかけは現代ビジネスのTwitterで監督アッシュ・メイフェア氏のインタビュー記事(『13歳女優の官能シーンに批判殺到、上映中止に。女性監督が振り返る』)がたまたま目に留まり、クリックしたことによる。 あらすじを記事より引用する、 "舞台は19世紀の北ベ

    • プー太郎日記 その5「階段の上の雲」

      2019/10/06今朝は雨だった。 日課の散歩に出る気にならず、洗濯などして過ごす。 本来は洗濯も雨の日にするものではないが、毎週日曜日に一週間分の洗濯をするのが生活サイクルになっているので止むを得まい。無論、部屋干しである。 午後になって、いつの間にか雨が上がっていることに気が付いた。実際には昼を跨ぐ前に上がっていたのかもしれない。道路が乾き始めていた。 散歩に出ることにした。 昼下がりの眠気が鬱陶しかったのだ。 ルートもいつもとは逆にしてみる。いつもの道なのに、

      • プー太郎日記 その4「雑談力」

        2019/10/042ヶ月ぶりの散髪。 もうここ2週間ほど前髪が邪魔で仕方なかった。ただ、大学時代に一人暮らしを始めてから散髪のインターバルが2ヶ月で固定になっているものだから、それを満たさないのはなんとなく気が咎めたのだ。 突然だが、僕は公共の場で公共モードの人と会話するのが好きではない。 おそらく多くの人に共感していただけることと思うが、服飾店や靴屋、楽器屋の店員などはその最たる例である。  何かお探しのものはございますか?^ ^   あ、大丈夫でs...(見てる

        • プー太郎日記 その3「残暑」

          2019/10/03今朝、日課の散歩に出た時の話。アパートの階段を降りて陽の光を感じたとき、 あ、しまった。 と思った。 思いの外暑かったのである。今日は涼しい日だと思って秋向けの服を選んでしまった。無論、オサレの話ではない。体温調節の話である。僕は暑い日にはTシャツにハーパンが常であったが、今日は襟シャツにジーンズである。 天気予報を見ても最高気温は高々28℃だったし、日陰にいる分には実際涼しかったから。まあこんなもんだろうと思っていたのだが、ミスったかな。。 そ

          プー太郎日記 その2

          2019/10/01 おうたのじかん今朝、散歩をしていると幼稚園の方から園児たちのけたたましい声の塊が飛んできた。 残暑がまだまだ続いているとはいえ、こんな時期にプールか? 訝りつつ、よくよく聞いてみると一緒に小気味よいオルガンの伴奏が鳴っているようだ。 むむ、これは...歌か、歌なのか...! そう言われてみると(言われてない)、けたたましい声の塊は微妙に節をとっているように聞こえなくもない。 子どもたちの声がプール遊びのように聞こえたのは、彼らの声に何処か笑いな

          プー太郎日記 その2

          プー太郎日記 その1

          2019/10/01 序文 世が平成の終わりと令和の始まりに浮き立つ中、時を同じくして僕は新卒から4年間努めた会社を辞めた。今日で5ヶ月目に突入する。 この4ヶ月間、気ままに散歩をしたり、エレキギターの改造や練習に勤しんだり、スプラトゥーン2のウデマエを上げたり、DTMに挑戦したり...etc とにかく好きなことを好きなように楽しんできたつもりだ。 しかしまあ、一向に働く気にならない。 なんとも情けないことだ。会社を辞める前には、1ヶ月もしたら何をしたら良いのか分からな

          プー太郎日記 その1

          白い車には、黒いホコリ。黒い車には、白いホコリ。

          いつもの道を歩いていると、一軒家に停められた白い車に目が留まる。 しばらく洗車をしていないのか、ホコリで黒ずんでいて、みっともない。 また少し歩くと、あるアパートの駐車場には黒い車が停まっている。 やはり洗車を怠っているのか、ホコリで白ずんでいて、みっともない。 白い車には、黒いホコリ。黒い車には、白いホコリ。 じゃあ、灰色の車には? 今日は見ていないけど、やっぱり、その階調が白に近ければ黒いホコリ、黒に近ければ白いホコリが目につくんだろう。 「ちょうどいい」っ

          白い車には、黒いホコリ。黒い車には、白いホコリ。

          祝!70周年くらいっ!

          今朝、近所を散歩していて、ある小学校の体育館の横を通り過ぎるとき、入口の横に垂れ幕が下がっているのが目に留まった。 「祝!70周年」 とある。 「70年か。長いなあ」なんてぼんやりと思いながら通り過ぎたけれど、よくよく考えてみると、我が母校も僕が小学生だった20年弱前に50周年のお祝いをしていたのだった。 「なんだ、一緒くらいだな」 なんとなく偶然とは思えず、調べてみると、今から約70年ほど前、昭和28〜31年にかけて「昭和の大合併」と称される大規模な市町村合併が進

          祝!70周年くらいっ!