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となりのブレインMagazine ~事業を飛躍させるノウハウ

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となりのブレインのメソッドを無料大公開するnoteマガジンです。 中小企業の経営を飛躍させる仕組みに関するノウハウを体系的に公開していますので、御社の事業に必要な部分だけを確認で…
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となりのブレイン 経営を飛躍させるノウハウ【目次】

こちらは、私たちとなりのブレインが発信する「中小企業の経営を飛躍させる仕組みづくり」に関するノウハウを完全無料公開しているブログを体系的に集約したページとなっております。 カテゴリーごとに、知りたい内容を選んでお読みいただくことも可能です。 一方、経営を飛躍させる仕組みについて体系的に学んでいきたい方は、「経営全般」の記事より読み始めることをお勧めしております。 「となりのブレイン」とは税理士法人横溝会計パートナーズが提供する、中小企業の経営を飛躍させる仕組み作りの支援

人件費は適切ですか?        労働分配率を読み解いてみよう!

 新たな最低賃金が適用されて、まもなく1か月が経とうとしています。政府は2020年代に最低賃金を1500円に引き上げる方針を示しました。 この発表を受けて、日本商工会議所の小林健会頭は「急激な最低賃金の上昇は、中小企業の廃業を招く恐れがある」と慎重な意見を表明しました。 多くの社長が従業員に可能な限り給与を支払いたいと考える一方で、業績が追いつかない中小企業も少なくありません。 政策により賃金が上がることで事業が続けられないと感じる中小企業も存在します。 今回は、企業

【書類整理】の鉄則

会計事務所で勤務していると、 大量の資料の整理が必要な場面に遭遇します。 お客様から資料を頂戴していると、 「こうなっていたらいいのに。。。」と思う ポイントがいくつかあります。 今日ご紹介する5つの鉄則を意識してみてください! 会計事務所に資料提出する際にも、 ご自身のお手元の書類整理にも活用できると思います! 是非試してみてください! ①封筒を捨てる。  封筒はかさばるので捨てましょう。  せっかく一度開いて確認した書類を  再び畳んで封筒にしまうなど、  非

銀行のサイレント利上げに気づけ

日銀が追加の利上げを決めたことを受けて、国内の大手銀行の間で住宅ローンなどの金利の基準となる「短期プライムレート」を引き上げる動きが広がっています。 日銀は7月31日の金融政策決定会合で、今年3月のマイナス金利の解除に続く追加の利上げに踏み切り、政策金利を0.25%程度に引き上げることを決めました。 これを受けて、大手銀行のうち三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3行は、来月2日から短期の貸し出し金利の基準となる「短期プライムレート」を年1.475%から年1.625%

「残業から副業へ。すべての会社員を個人事業主にする。」と題するアイデアに関して…②

先月に引き続き、「残業から副業へ。すべての会社員を個人事業主にする。」と題するアイデアについて記載してまいります。 1.税務の観点から(1)税務上の問題点はなにか 税務においては会社が個人事業主に支払った経費が外注費なのか給与なのかが問題になります。 ここには源泉所得税の問題と消費税の課税仕入れの問題について税務調査で指摘される可能性があります。 (2)外注費か給与か 外注費(個人事業者)と給与(給与所得者)の区分につきましては国税庁のホームページに法令解釈通達が示

AIに想いを伝えたら、褒めてくれました!

記事作成に行き詰っていたので、素直にAIに相談してみました!! 以下、AIに ( )で私のコメントを追記しています。 回答を生成しています… Copilot が送信しました:   (←最近、windowsに出てきたAIです) それは素晴らしいアイデアですね!引退する経営者にとって、ライフプランシミュレーションを作成することは、安心して次のステージに進むために非常に有益です。以下に、ライフプランシミュレーションを作成する際のポイントをいくつか紹介します。 ( ↑ 褒め

「残業から副業へ。すべての会社員を個人事業主にする。」と題するアイデアに関して…①

 先日、内閣府が全職員を対象に「賃上げを幅広く実現するための政策アイデアコンテスト」を実施し、その中で「残業から副業へ。すべての会社員を個人事業主にする。」と題する応募アイデアが「優勝アイデア」として大臣から表彰されました。 全国社会保険労務士連合会は、中小企業の労務管理の実態 に即した適切な相談指導を行ってきた観点から、当該アイデアについては、労働時間及び社会保険料の捉え方に問題があるとして声明を出しました。 https://bit.ly/46S8jFa このテーマに

【財務分析】はオーダーメイドで

税理士や銀行員が、 財務分析として、色々な指標を見せてくれることがあります。 これらの指標の計算式は非常に良くできたものですが、 我々、中小企業の決算では、ひと工夫必要な場面が多々生じてきます。 今回は、 財務分析にひと工夫を加えて実態を炙り出した事例をご紹介します。 財務分析とは 財務分析は主に4つの種類に分類できます。 ①収益性分析  売上に対してどのくらいの利益が獲得できているか見るもの。 ②効率性分析  資産を活用して、どのくらいの売上が獲得できているか見るも

経営に「具体と抽象の視点」を持ち込もう

あなたの身の回りに、いつも会話がかみ合わない人はいませんか? 部下や上司、お客様や関係者、友人や時には家族まで。 「この人の言っている意味がわからない」 「この人には何度言っても伝わらない」 こういった事象の原因は、実はこれからお話しする「具体」と「抽象」の違いからくるものかもしれません。 「具体と抽象」とはこのお話は「具体と抽象」細谷功(dZERO)という本のご紹介と合わせて、この考え方を経営に当て込むとどうなるかという視点で書いてみます。 細谷功さんというビジネ

利益なんていらない

最近よく考えるのです。 「私たちは何のために利益を出し続けるのだろうか?」 今回はこんな疑問について、下記のいくつかの観点から利益の正体を探ってみたいと思います。 利益はいらないいや、企業には内部留保が必要で将来のリスクや投資に備えて~という、ありふれた税理士や公認会計士の声を聞いても、何か嘘くさいなんて感じるようになったりしました。 例えば、サービス業の社長に聞いてみます。大きな投資など必要ない御社において、利益を貯めて内部留保を蓄えていったところで、これをどのよう

人材不足に悩む社長必見! シニア人材の活用について②

前回は継続雇用制度まで説明いたしました。 今回は再雇用制度についてもう少し具体的に説明してまいります。 再雇用制度について(1)労働契約の期間 労働者の立場からすればできるだけ長い期間の再雇用をしてもらいたいと考えるでしょう。 会社の立場で言えば、再雇用した労働者の能力が期待に満たないなど、長期の契約を締結してしまうとそれなりのリスクが発生してしまうことも考えられます。 通常は1年の労働契約を締結して、毎年契約を更新していきます。 毎年の更新で労働者の心身の状況、

「家族に住宅を遺せて安心」それ本当に大丈夫でしょうか?

銀行員時代のお客様の話です。 会社経営は順風満帆とは言えませんでした。 赤字が続き、債務超過となっていました。 そんな矢先、信じがたい連絡が届きます。 「先日、救急車で運ばれ、病気が見つかり、余命宣告を受けました。」 お金について計算してみると、 ①医療保険あり。希望する医療を受けることが出来そうです。 ②住宅ローン団信あり。住宅ローンの返済に困ることはなさそうです。 ③事業融資の団信なし。事業の借入2,500万円があり、団信未加入。 ④ほか、税金滞納やカードローンなど

人材不足に悩む社長必見! シニア人材の活用について①         

どの会社にお伺いしても採用がうまく行かないとか、若い人はすぐやめちゃうんだよね。というお話しを良く聞きます。 人がやめてしまうという社長はこちらをご覧ください。 いつまでも人手不足と言う訳にはいかないので、落ち着いて会社をぐるりと見まわしてみてください。 そう、ここまで会社を支えてきてくれたシニアの皆さんがいらっしゃるじゃありませんか! 今回はシニアの活躍について記載していきます。 1.労働者をとりまく現状国土交通省の資料によると、2010年に約1億2800万人だっ

【資金繰り】って、言葉が曖昧だと思います! あと【倒産】も。

「資金繰り表を作って、提出してください」 「資金繰りが大変なんだよ」 「資金繰りを良くしたい」 「資金繰りを頑張りたい」 皆さんは、「資金繰り」と聞いて、どんなイメージを持つでしょうか? ①銀行に融資相談するときに、提出を求められる資料(資金繰り表)。 ②会計事務所が作ってくれるもの(資金繰り表)。 ③創業当初、資金を集めるのに苦労した日々(資金調達)。 ④月末近くに、通帳とにらめっこして、払えるかどうか不安になりゾクッとする感覚。。(資金不足) 経営者、経理担当者、会計