正しさに会いたい
正しさに会う
純粋な正しさに
保湿液のような
やさしさを
正しさと空間に織り交ぜて
紡ぐ会いたい
君との思い出
善悪の判断 混沌の世界
悲しい夜にはうたを歌おう
正しさに会いたい
君よりも
君のもっと奥深く
誰よりも
人間の奥深く
誰かの正しさに触れる
主観を共有
共感の無意識
アネモネの色は極彩色
正しさに会いたい
目を瞑るとやんわり
誰かに謝罪することと
感謝することは
もっともイコールで
昼間のラジオをききながら
誰かの誰かの誰かの誰かの誰かの誰かの誰かの
正しさを追い求めている
それはいつも私の中から
はみ出すことはできぬ夢
主観を飛び越えて
誰かの誰かの誰かの誰かの誰かの誰かの誰かの
誰彼も
変えられない正しさを
正しさはきっと
正しさを超えた
善悪を超えた先の
本質をつかむ自分を解き放つ
何か単純明快なこと
それはいつも生命のもとであり
正しさを考えること自体が
卑しいことなのかもしれない