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あなたから身近な人に伝えてほしい!遺児学生たちが普段言えない本音

あしなが学生募金では、寄付月間に合わせて「#一緒に募金しませんか?」キャンペーンを実施中です。

学校や会社、仲間内で募金してみませんか?コロナによって街頭での募金活動ができなくなってしまいました。しかしながら、奨学金を必要としている家庭ではコロナの影響でより一層厳しい状況にあります。私たちは街頭に立てない分様々な形でこの問題を皆様に届け、一人でも多くの親を亡くした子どもや親が障がいを持っている家庭の子どもたちが進学できるように応援しています。みなさんもぜひ、学校や会社、仲間内で募金をしてみませんか

『私、お父さんいないから』

『私、お父さんいないから』と言われて、聞いてはいけなかったことを聞いてしまった気がして
『あ、ごめんね』と思わず口にすることはありませんか?
もしかしたら、その言葉に傷ついている人がいるかもしれません。
傷ついていながら、あなたを傷つけまいと本音を隠しているかもしれません。
そこで、今日は遺児学生たちが普段言えない本音の一例を紹介したいと思います!

【かわいそうなんかじゃない】

確かに遺児学生の進学率は33.7%で、3人にひとりは進学を諦めなければいけないという状況があります。
ほしいものを我慢したりそんな子どもたちもいるかもしれません。
そんな遺児学生たちに『かわいそう』と言う人は多いかもしれません。

悪気がなく、実際に辛かったんじゃないかと思うから言う方もいると思います。
しかし、『かわいそう』は惨めなものに対して憐れんだりするような意味にとらえることも出来るのです。
欲しいものを我慢する子どもたちは惨めではなく、むしろ我慢した強さなど褒められる所もあります。

どうか、『かわいそう』ではなく
『我慢してたんだね』とその子の行動の事実を伝えてみてください。

【授業料以外の支援はのぞんではいけないの?】


大学無償化により、お金がなくても大学行けるようになったと考える方もいると思います。
実習費や教科書代、交通費など授業料以外にも自分ではどうにもできない出費があります。
保護者の方にお願いして払ってもらう方法もありますが、遺児学生たちの中には保護者の方でも工面が難しい出費があります。

さらに、今年はオンライン授業などでWi-Fiの設備が必要になったり、パソコンやプリンターなどの出費がある学生もいます。

そのなかで授業料が免除されても出費が増え、国からの給付金があっても賄いきれない現状もあります。
それでも、本人たちは授業料が免除されてる中で支援を望んでもいいのかという感情を抱く人もいます。

ですので、『授業料免除になったからよかったね』だけでなく『教科書や実習費はどうやって賄っているの?』という風に遺児学生たちの現状を知ろうとしていただけたらうれしいです。

あなたの伝える力で思いやりの糸を!

この投稿を見て、遺児学生たちの本音を知ることは出来たかもしれません。
それでも、この投稿を見なかった人が遺児学生たちの本音を知らずに意図しない言葉をかけてしまうこともあるかも知れません。
私たちの本音を少しでも周りの人に伝えてくれることで、遺児学生たちに優しくなれる人が増えるのではないでしょうか?
優しい人が増えることで思いやりの糸を繋ぐことが出来るのではないでしょうか?
ぜひ、この冬、一緒に働く仲間や一緒に学ぶ仲間に私たちの本音を伝えていただけないでしょうか?

キャンペーンのお問い合わせは以下から

https://www.ashinaga-gakuseibokin.org/news/lataest_update/entry-527.html

今すぐ、何かしたい!という方は、クレジットカードでご寄付いただけます。募金に立つだけではなく、いろんな形で #一緒に募金しませんか?

https://www.ashinaga-gakuseibokin.org/donate/

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