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『アンビルト』坂本沙季「私たちはいつまで経っても、地べたでジタバタしたい」
公演が終演して、約2週間が経ちました。
『アンビルト』関連のnoteは一旦、これで最後の更新となります。改めて、ご来場いただきありがとうございました。
明日寝的には大学の中で上演した『コントロールしなくていい』、旗揚げ公演『花は窓』を経て3作品目でした。
わたしはいつまで経っても、誰かのことを想って作品を作っています。だからこそ、観に来てくださるあなたに感謝しています。
創作ペースはゆるやかです
『アンビルト』坂本沙季「雑記」
昨日、ちょっとだけ昔の写真やらホームページやら、いろんなものを観に、少し、ネットの中を泳ぎました。
その前の日は、海の中をただ沈んでいく夢を見ていました。
そういえば、最近の私は満員電車に乗ること、
コロナ禍以降かな、一人のときはめっきり選ばなくなりました。
このときの私はどこも泳げなくなってしまうんでしょうね。大切な本も開けない。よわよわの三半規管が邪魔でスマホも開いていられなくなるし。
『アンビルト』坂本沙季「いつまでいるの大根ズ」
雪が降りました。
前にもつらつらと住んでるところの話を書いてるんですけど、私は今、前とは違う家に住んでいます。近くに畑と学校があって、駅まではバスで行く、前よりちょっとだけ不便な場所に越しました。
その家で初めての冬です。畑に雪が積もって、部屋の中に光が反射して、部屋があかるくなりました。
わたしは団体写真がけっこう今は気に入っています。たしか、これにしようってなったんだったか、私が勝手にこれ
『アンビルト』坂本沙季「天の邪鬼がわたしを許さない」
高いところから降り落とされる感じが私の日常には、よくあって、だいたいが私のせいだとわかっているけど、わたしはそれを今も納得できない。理由が欲しい。無闇矢鱈に裏切らないで私。
言ってもダメだし、
言わなくてもダメならどうしてたらいい?
を諦めたくないのが日常でもあります。
今回は、個人的には中間な感じです。
わたしの言いたいことをただ書いていくようなものと、稽古場を記録し、わたしたちを開いていく
坂本沙季35.ガチャガチャしたらドーデスが4つも出た
noteをすこし、おやすみしていた期間に、本当に、
いろんなことがあって、いいこともわるいこともたくさん変わりました。
未来の予定を入れることは、とても安心することだけど、少しこわい。だから、お芝居の予約とか、遊びに行く約束とかするのちょっと、心の山を乗り越える。
その分、私たちのことを観に来てくれるひとがいることが本当に嬉しい。
いつも山を越えてきてくれてありがとう、と思う。
先月末は、引っ
坂本沙季34.すみっこでしか暮らせない人
自分の余裕がないときに愛のある対応のできない自分が嫌いです。ひとからのラインを返せず、少し放置してしまうようになってしまったことがもう自分のキャパシティのなさを痛感してしまう。器用にいろんなことをこなすひとが羨ましい。
最近演劇が好きな理由は、作品を構成する要素がたくさんあって、すべてにいろんな人が関係していて、そこには独立した個が存在しているのに、完成された作品はひとつのパッケージとして立ち上
坂本沙季33.「自宅を きてん にすると帰らなきゃならない」
気持ちが先に休んでいるから、今週は休む週にしようとしたときにはもう疲れていなくて、その明けからもう疲れてしまう。たいへんなことなんて何一つなくて、くよくよ考えていることとか、言い出せないこととか、傷ついたひとことを反芻しながら何時間も散歩して、新しいアイデアを探す。
立派な人間じゃないし、何のためにやってるのかと聞かれたら誰かを喜ばせようとかそんなことを考えないくらい自分のために過ぎなくて、その
坂本沙季32.「"明日ちゃん"はどこへ向かうのか」
たいてい何かを考えている時、別のことも考えている。自分のことを許したくて、始めた
はずなのに許してくれなくなった。
自分のことを知って欲しくて書いてる
はずなのに知られれば知られるほど、悲しくなってしまう。
好きな人がアイドルになった。私はその人生を応援してるけど、もう会わない。
あのとき、2018年に展示を観に行って、感動した場所はもう無くなってしまった。
自分で買った大切だった本を古本屋に
坂本沙季31.「流れる時間、打った、それで今日も終えられます」
どわどわと時間だけが過ぎて、誕生日のひとが近くにいたりするともっと時間流れるし、秋の音とか風とかを感じたりして、 え、時間の流れ、、、はや って毎日思う。毎日同じひとと顔を合わせて、あれもう本番ってきっと言ってる。
そんなことが本当に本当に毎日幸せなことだと、
引くほど重い洗濯物を背負いながらコインランドリーに今日も行きます。
乾燥機かけながら本屋に行って新しい本を買ったり、3時間もただまっすぐに
坂本沙季30.「しょうがない」
何か、あったとき、その ひと がモノみたいにあとで語られるのが嫌だ。あんなことがあったよ、それを起こしたひとのいないところでエピソードとしてそれがどれが大変だったとか、どんなことだったとか自分への影響を中心に語られてしまう。
無意識が1番怖いものだから、意図的な凶器のほうがまだまし。避けるならわかるように避け続けてくれればいい。
社会的に"弱い"ことを自分のテリトリーの中で判断して、弱いものを攻
坂本沙季29.「梨味の呪縛のような」
1500文字以上って見える。
書き始まらない午前4時。
極端な夜型なので最近は毎日4時間とかしか眠らずに、だいたい夜の12時くらいからずーっと活動してる。不健康に感じるかもしれないけれど、最近すごく調子が良い。ワクチン打ったけど、全く何も苦労せず終えてしまった。世の中の苦労、一緒に背負いたかった。知らなきゃ書けないじゃん。
レポートも、書けないなって言いながら、新しく買ったTシャツ眺めてる。
夏
坂本沙季28.「ただの生活(2021.07.26あたり)」
会いたかったのを諦めた。
その人に会えるのが久しぶりだったけど、あんまり人が多いところへは行っちゃいけないかなって思って諦めた。人の多い場所に行くのに気を使う。
身近な人に迷惑をかけたくないし、自分も困りたくない。その場所を見極めるのが難しい。舞台はいい?ご飯に行くのはだめ?旅行はだめ?オリンピックはいいんですか?
社会と戦えないはだめ?
発言できないのは考えてないのと同じなの?
自分の好き
坂本沙季13.見つからないことを探していると別のものを見つけてしまう
①なりたいもの
なれないもの
ならないものがあって、そのそれぞれにそれぞれの場所があると思う
②昔みた好きだった展示をよく思い出す。
記憶が美化されてそのときの感動より今の方が感動しているような気がしてしまう。
大好きで研究し始めた戯曲も、最初に読んだときよりどんどん感動して感じる
③あらかじめ傷ついておくのがいい。
あとからつく傷は深くなる気がする
④昨日食べたご飯が美味しかった。そのあと
坂本沙季27.「うちの水は」
ばっさりショートヘアにした。昔の写真を見返したら、一年半前くらいにも短くしていた。
私たちの夏には毎年、不穏が一緒に来る。今年はいっそう不穏。
この不穏 たぶん私くらいの人生じゃ、なくなることのない記憶だから、これからも毎年、祈って白い鳥を飛ばすんでしょ。
ため息を聞くと不安になる。隣でため息、つかないでほしい。
花は窓 で使った花がとうとう枯れてしまって、捨てました。来てくれてありがとうと