Road to 茂呂史生講演会 #20 夏の俺と冬のボク 現場と繋がる Yさんの場合
このnoteは、10月29日に開催する茂呂史生さんの講演会当日まで毎日更新されます。
過去記事は、こちら😃 講演会詳細は、文章の最後に
10月29日に向けて、現場の声を聞かせていただきたくインタビューを決行
ありがたいことに、9月27日時点で11名のインタビューをさせていただいております。
※今後も増えていきます
学んだエリアと関連する方から、順不同で紹介していきます。
⚫︎Yさんの場合 恋愛と性欲とADHD
※匿名で掲載許可をいただきお話しいただきました。
Yさん 30代男性 自営業
ADHDの疑い 神経症 うつ症状を経験
3年前に就職先を休職
休職前の1年は、頭痛、胃痛、喉の詰まり、吐き気が続き休職
マネージャー職へ移ったタイミングで、一気に体調が崩れた。
チームメンバーとうまくいかず、自覚的にストレスがあった。
それまで、プレーヤーとしての成績を認められた昇格だっただけにショックも大きい
「こんなはずじゃなかった」
とはいえ、メインの仕事以外のことが苦手なのも自覚していて
トイレの閉め忘れ、整理整頓、電気の消し忘れなど
細かな仕事が出来ないことを指摘される日々、バランスの悪さが災いしてる。
そう思っていた
⚫︎ADHD???
休職中は、実家に戻り療養していた。
引きこもり気味になり、家族が心配して心療内科への受診を提案
最初に行った内科で、胃潰瘍などの診断を受ける。
家族の提案により心療内科へ
その際にうつ症状の診断を受けるも、2〜3分の問診に信用を置けず違和感
セカンドオピニオンを探す。
専門性の強い心療内科に受診した際に、しっかりと話を聞いてもらえて信用できた。
繰り返し受診する中、自分自身でも書籍を漁り勉強していた内容を医師に話した。
「僕ってADHDですかね?」
医師からは、確定診断は出来ないが「気質がある」と言われて、何だか納得した。
検査は受けなかった。
⚫︎認知と期待
ADHDを調べ始めたら、偉人のエピソードに辿り着く
坊っちゃんの冒頭、校舎の2階から飛び降りケガするシーン
※飛べるもんなら飛んでみろと煽る友人に腹を立てて飛ぶ
自分も、同じことしてた
※同様に煽られ滑り台から飛び降り骨折
他の偉人の行動との共通点を見つけて、ADHDだとビジネスで成功できるかも
地に落ちた自己肯定感に、少し光が差した。
自分も、環境を変えて、仲間を見つけたら、、、、
期待が膨らむ
色々な職種を経験してみて
自分の特性を認知できたことで、まずは一人で開業し前を向けた。
⚫︎夏の俺と冬のボク
「気分の波が季節単位で変わるんです」
春夏 イケイケオラオラシーズン
自分に自信があり、仕事もプライベートも充実
若い時は異性への声かけも積極的に行っていた
コミュニケーションも多くとり、多くの人に会う
狩りに出ているイメージで、一人ではなく複数同時進行もある。
性欲は、この時期強い あと財布がゆるいが売り上げもいい
秋冬 ビクビクショゲショゲシーズン
夏が終わり、秋に差し掛かると行動意欲が減退
家から出たくなくなり、人に会いたくなくなる。
引きこもり気味で、孤独を求める。
性欲どころか、疲れも強いため気力がなくなる。
財布は、固くなる
現在の自営業でも、夏までに仕組みを作り加速して、冬はゆるく働いてバランスをとる。
特性に合わせて仕事をしないと、きつい事がわかった
組織にいた時も、同様の波があって秋冬はポンコツだったのでキツかった。
冬は、できれば働きたくない
冬眠していたい
⚫︎まとめ
Yさんは、初期に自分の特性を認知できなくて苦しんでいた形跡がインタビューの端々に感じた。
思春期、青年期と普通よりも優れている自分であり続けるために
鎧を着たまま泳ぐような環境に、自らを追い込んだが
周りの助けもなく、見事に溺れてしまった。
組織や、社会にいると鎧を着ないといけない場面が多すぎたのかもしれない。
特性を認めたら「負け」に近い感情があったように話されていた。
認めたら、理想の自分に負けてしまう恐怖
しかし休職を機に、家族、友人の支えもあり再起
家族や、医師、本での学び等、複数の要素が彼を救ったようだ。
特性を認めて、人に話せるようになった。
ここが、大きな分岐点だったそう
性欲や、仕事欲のアップダウンは、ホルモンバランスの崩れからくるものなのか、ADHDの特性なのか、私の不勉強で見分けがつかないが
よくよく聞いていると、東洋医学における五情にも見える
社会で生活するには、環境によっては生きずらい
夏の俺と冬のボク
まるで別人のようだが、一年通して乗りこなす意欲あるのを見ると
バイオリズムに合わせて、補う仕組みと仲間に恵まれていけば
名だたる経営者に、肩を並べる存在になる可能性は秘めている。
かもしれない
講演会詳細
申し遅れました、HealthConnect合同会社 関口満といいます。
(日本体育大卒/鍼灸師/あん摩マッサージ指圧師/柔道整復師/アスケア治療院院長)
今回弊社で初めての講演会を主催いたします。
共同代表の鷹巣晃助と共に、一人でも多くの方に聴いていただきたくてて、今回70名入れる会場を抑えました。(現在42名の参加)
満員で、当日を迎えたいので、ご興味ある方いらしたらお声掛けください
シェア、リポストも嬉しいです😃
10月29日ユニコムプラザさがみはら にて
世界を変える子供たち 著者 茂呂史生さんにご登壇いただき
「発達障害は才能である」をテーマに、お話しいただきます。
また対談「発達障害と鍼灸マッサージの可能性」を企画しています。
このnoteは、開催当日まで毎日更新します。
開催に至る経緯、企画趣旨と準備や決定後からの変化など
どこかのタイミングで興味を持っていただき、ご参加、共感、協賛いただけたら嬉しいです。チラシの配布先も募集中です☺️
チラシ設置協力(敬称略 設置順)
アルド治療院(青葉台)
licoco(青葉台)
東京有明医療大学
ラクダハウス(藤沢)
講演会は事前登録です
スポンサー募集
共感いただける方、応援したい方はお声掛けください
個人法人問わず、一度お話しさせてください
今回だけで終わらず、今後も社会と健康をつなぐイベントを開催していきます。
お問い合わせは、HealthConnect合同会社 関口・鷹巣に各種SNSよりご連絡ください