その匂いがストレス#13
good&new
来年の干支の辰柄の手拭いをゲットしてきました。
普段ハンカチがわりに持ち歩いているんですが、来年の飛躍を願って縁起物
竜は、鳴くし飛ぶので縁起も良さそう
⚫︎感覚過敏に匂いもある
化学物質過敏症は最近よく聞くようになってきました。
共有した記事以外にも、消臭スプレーでのペットの不調もニュースになりました。
ただ、まだ周知さえているとは言い難い
匂い自体のストレス、化学物質への反応と体に症状として出てしまうのは事実
嗅覚の過敏さは、個人差がある部分で、正解や基準の難しい部分でもある。
発達障害・グレーゾーンの方はこの辺りも過敏になる人もいますよね。
脳に近い鼻は特にキツく感じる部分
我慢ができる人は、蓄積されたものが体を害し
我慢ができない人は、逃避行動をとるのはわかりやすい
快か不快か、我慢か
香害
⚫︎実害があった例
実は、以前治療院グループに勤めていた際に柔軟剤問題が出たことがある。
社員が、香り強めの柔軟剤を院内のリネン用に導入してしまった。
推進した本人は、良かれと思って導入したのだが
匂いに敏感なスタッフと、患者さんからは不評の嵐
即日、別のものに変えて対応したけど匂いの大切さを感じた一幕
脳が不快と感じる環境設定は、施術に大きなマイナスになってしまった。
中には平気な人もいましたが、ストレスに感じるの人がいる以上、治療院側として配慮が必要な場面だったことに気付かされた。
洗剤、柔軟剤にもこだわりがあった方がいい
それも一つの接客であり施術
⚫︎環境要因
この辺は、仮説なので、ご了承いただきたいのですが
生きやすさの要素の一つに「鈍感さ」があると思っていて
現代社会を生きやすくするには敏感さが邪魔になるケースが多い
ストライクゾーンが狭く慣れば、選択肢も狭まる
それだけ、日々浴びる機会がある
なので、食品添加物や、化学物質過敏症などをある程度「気にならない」レベルで生活出来る人は意識に登ってくるストレスは少なくて(無意識にストレスにはなっている)
それが過敏に感じるとストレスが多くなる
そしてグラデーションが、人それぞれ、感覚それぞれにある。
鈍感だからといって、体に影響がないわけではないので要注意で
逃避行動みたいなものは体にも現れる即時的なものと
湿疹とかアレルギーなど蓄積が反応するものもある
鈍感すぎても、体はダメージを受ける。
そう思うと、適度に鈍感であることが、コスパよく生きやすいとも言える。
大量生産大量消費の時代効率よく作れるものが溢れているのだから
コストが低く作れたものに、体が合う、耐性がある方がコスパがいい
健康かどうかは、置いておいてコスパはいい
⚫︎生命の危機に欲するもの
例えば、風邪を引いて(近年だとコロナ罹患中とか)熱が出てたり、お腹を下したり、ぐったりしている時には
自分の命を守るべく、感覚は過敏になって取捨選択をすると思うので
自分の体が辛くなるものを摂取する気にはならないはずなのです
体力が戻っていくにつれて、徐々に負荷の強いものに慣れていって
また鈍感になっていく
長期のファスティングなども同様で、敏感になっていくので
体に余分な負荷のあるものを欲しない
体調が悪い時ほど、ちゃんと体が選んでいる
アンテナの感度が高まって、感覚が研ぎ澄まされる
良いものを取り続ければ、自ずと感覚が敏感になり
味の細かさを素材から感じられたり、混ざる味の具合などもわかる
逆にいうと、添加物などが入った食べ物が食べにくく感じる
食べ続けると、また鈍感になっていく
⚫︎便利さと引き換えに
現代人は、便利さと引き換えに敏感さに膜をかけて
鈍感になることで、いきやすくなっているのかもしれない
ただ個人差は大きい
体に良いはずのアロマオイルを、嫌がる人もいれば
ファストフードなしでは、生きていけないという人もいる。
それがいいのか悪いのかは、正直わからない
個人の価値観に委ねるしかない
僕は個人的に、コスパよく生きやすい事を求めるのも、なんだか違う気がしてる。
大量生産に対応できる体の反応は鈍化してると思うと、、、
機能と健康への代償が多過ぎると感じる(仕事柄もある)
健康や、体への負担を考えると
風邪を引いた時に欲するものと、欲しないもの
その辺りの、分別はつけておいた方がいい
敏感すぎても、鈍感すぎてもいいけど
心身の健康が脅かされてる時は、調整しましょう
あとは、周りへの配慮が大切
全く問題のない人も中にはいるのでしょうが
「辛い」人には、配慮が必要なのもわかってあげたい
誰かのストレスになっている場合は、離れるか配慮するかしないと
相手は、苦しむばかりです。よほど近くで生活でもしない限り慣れはないでしょうし
⚫︎空気がきつい
これも、体感の問題で主観があるのでご了承いただきたいが
僕は、ファーストフードや、コンビニの空気で体がキツくなることがある。
※お店の換気機能や天井の高さなども関係してきそうなので、店舗にもよる
独特の油の混じった空気感が、どうも身体が受け付けない
匂いと、空気感にも敏感になるほど、その場にはいられなくなる。
これも、体調が悪い時や、ファスティング明けほど顕著で
敏感だと近所のコンビニの入り口開けた瞬間でアウト、そうして自分の敏感さがわかる。
段々と、慣れてくると不快感が減っていくのだが、感度は鈍ってるって感じる。
全く行かないわけではなくて、適度なラインを自分で意識するのが大事だと感じてる。
これだけ大量にあるコンビニやファーストフードで、そう感じるとなると
なかなか長居できる場所がないので、コスパ悪い勢でもある。
⚫︎まとめ
個人的には、ある程度は敏感な方が、思考するにも施術するにもいい気がしてる。
感覚が鈍化してると、悟り(僕の目標)と離れていく感じがするから、ある程度敏感でいたい。生にくくとも
鈍感でいい人と、そうじゃない人がいる
故に、無理させることは苦痛を強いるということ
自分の快が、他人の不快であるかもしれない
それは親子であっても、同僚、仲間であっても
集団になれば配慮も必要である
なんでいい香りをさせないといかないと考えているのか?
そこに立ち返ってみないと、解決しない
そして、どんな理由があれど、その匂いがストレスなのは変わらないのだから
合わないと感じたらそこは居場所ではないと体が教えてくれているサイン
不穏な空気が漂う、悪そうな匂いがする、鼻がきくとか
昔から、そういう言葉を使ってきていたことを考えると
無理にその匂いを化学物質で覆い被せて擬態したところで、体は正直に反応して当然
ゆえに、耐える必要のない部分に思う
誰しもが、コスパよく、生やすくある必要はない
コスパ悪く少数派でも、幸せならいいじゃないか
体に正直でいい環境作りの方が、僕は意味があると思う
最後まで、お読みいただきありがとうございます。
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