写真がウマいから書く気がおきた
仕事中、気になる記事を見かけた。
同僚のかねともさんである。
と書いているが、note PR 担当のエース。
「撮影」「執筆」というPR二大要素に困っているなんて、由々しき事態だ。
CEOも、事態を重くみている。
新米のわたしだが、これは会社の未来を揺るがす、一大事と認識。
さっそく事態の収集に取り掛かることにした。
観察
まず、問題のかねともさんの写真をみてみよう。
まわりにごちゃごちゃしたものがなく、すっきりしている。
器用なかねともさんのことだ、
味もきっとおいしいのだろう。
けど・・・
・・・
・・・、おいしそうに見えない。
社運をかけて、この原因と、対策を検討してみたい。
分析
写真1枚ずつを見ていても、大きな問題はないように見える。
考えるな、感じろ。
考えるより、動け。
目の前にある、昼食のコンビニラーメンで試すことにした。
本日の被写体
今年の酷暑にぴったりな、この商品で検証する。
検証
1. 写真の向き
まずは、ヨコ or タテ を検証する。
お皿が丸いからだろうか、
タテだと、余白の手もちぶさた感がある。
あと、スクロール(スワイプ)もめんどくさい。
1記事に、渾身の1枚だけ載せるならタテ。
通常の記事なら、ヨコがよさげである。
2. アングル
次に、写真を撮る角度。
みなさんも聞いたことはないだろうか、
麺の写真は、「真俯瞰」から撮れと。
定番の真俯瞰(=真上)から、すこしずつ角度を変えてみた。
どうやら、下に向かうほど、おいしくなくなるらしい。
というか、透明な食器じゃないと中身が見えない。
3. 光と色
ここからプロっぽくなっていく。
かねともさん、準備はいいですか?
そうだ、今日は雨だった・・・
むしろ変な陰影がついて失敗。
会議中に顔を映えさせるライトを使ってみよう。
寒色のライト
暖色のライト
明るさのせいもあるが、暖色のほうがおいしそう。
そういえば昔、食卓のライトの広告で、
光があたたかいと家庭もあたたかくなるとか言ってたような。
4. ズーム
二郎系ラーメンでよく見る、ドアップの写真。
これをこの、可憐な冷やしラーメンにも試してみよう。
なんだろう、どんどん
「俺のチャーシューを見ろ!」
という感じなってきた。
今日の具材は、これが推し!
みたいなときに使えそうだ。
5. フォーカス
目利きのあなたは、すでに気づいているかもしれない。先のズーム写真3枚目でも使っていた、フォーカス機能。
さいきんのスマホについてる、
ポートレートモードをつかってみた。
背景がボケると、いわゆる「いい感じの雰囲気」になる。
なんか今日の写真、ぴんとこないな〜と思ったら、この手を使うと良さそうだ。
ピントだけに。
6. 小物
そういえば、かねともさんの写真はシンプルだ。
盛ったらどうなるのだろう。
きたきた、インスタでよく見るやつだ。
もはやなんの料理なのか、
世界観が小物にもっていかれているが、
映えたいなら王道の手といえよう。
7. シズル感
王道で思い出した。
ラーメンといえばあれだ。
箸あげと、湯気。
冷たい麺は湯気がでないため、
箸あげしてみた。
躍動感が出た。今すぐ食べたくなる感じ。
毎日やるとうざそうだが、
「ね、あなたも食べたいでしょ!」
みたいな気分のときには、使えそうなテクである。
なお、今回は画像加工という沼には、足を突っこまないことにする。
以上で、検証終了。
対策案(まとめ)
あと、写真にこだわりすぎると、麺がのびる。
かねともさんには、おいしく食べつつ、
午後の英気を養っていただきたいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?