社会に意見表明する私へ
先日読んだ本のこの言葉がとても印象に残っています。残りすぎて、大事なことだからいいんだけどあまりに印象的すぎて、下書きに入れてある記事をアップする気になれずにいます。
それは、これまでの私が「いろんな人」に無自覚すぎたからかもしれない。
引用した文の「男性」部分はさまざまな単語に置き換えられます。
「目が見える人」だったり「自分の足で歩くのに不自由のない人」だったり、「働いている人」だったり「家族と良い繋がりがある人」だったり。
こういうこと書くと、「そんなこと言われたら言いたいことも言えない」という反発の声が必ず出てきます。コンプラが厳しくなってどうのこうのという類の。
それは、無自覚な発言に傷つけられたことのない人の言葉だと思います。無意識に数々の優位性を享受してきた人の言葉です。
誰かの痛みを無視しなければ成り立たない主張や会話をなくすこと。
それが、多様性を認めるということなんじゃないかなと、そんなことを考えています。
理想論でしょうか。