余剰9年---10
深夜、部屋に転がり込んだ煙草の匂いで目が覚める
懐かしいようなその香りは少し寂しさを連れてくる
絶妙な距離感とはまさしく
もう少し近づいてみたくなったり
うわついたみたいな心持ちに驚いたりする
人恋しい季節だからか
情けなくなってボヤっとする
手放してきた感情が
Uターンしてきて
通行止めのゆらめきが止まらない
なんにもないのに 繋げないのに
絶妙な距離さよならができないなんて
嫌になるそんな日
深夜、部屋に転がり込んだ煙草の匂いで目が覚める
懐かしいようなその香りは少し寂しさを連れてくる
絶妙な距離感とはまさしく
もう少し近づいてみたくなったり
うわついたみたいな心持ちに驚いたりする
人恋しい季節だからか
情けなくなってボヤっとする
手放してきた感情が
Uターンしてきて
通行止めのゆらめきが止まらない
なんにもないのに 繋げないのに
絶妙な距離さよならができないなんて
嫌になるそんな日