Asako Demura

東京、新宿一丁目にあるWEB制作会社、有限会社Bit Beans(https://bitbeans.com/) 代表取締役 出村亜佐子です。仕事をする上で思ったこと、感じたこと、伝えたいことなどを綴ります。

Asako Demura

東京、新宿一丁目にあるWEB制作会社、有限会社Bit Beans(https://bitbeans.com/) 代表取締役 出村亜佐子です。仕事をする上で思ったこと、感じたこと、伝えたいことなどを綴ります。

マガジン

  • 仕事のちょうどいいコツ

    知ってるとちょっとラクになるような、意外と誰も教えてくれないちょっとした仕事のコツについて。

  • 新人からの質問に社長が答えてみるシリーズ

    入社1年目の新人が考える「悩み」や「こういうときどうしたらいいんだろう」に回答するマガジン。

最近の記事

内閣府ベビーシッター割引券の企業登録に際して、想うこと(長文)

内閣府が主導している、ベビーシッター利用時の補助制度。企業が登録していないと使えないので、登録しました。ざっくりいうと、仕事をするため、保育園の送迎や自宅でシッターさんにみてもらう時に、1日あたり4400円を国が補助しますよ、という制度ですが…それに際して想うところを書かせてください。 自分の想いを伝えるために自分の体験をたくさん書いたので、途中日記みたいですけど。 登録のきっかけは、社員からの連絡 もともとBit Beans は子育て支援行動計画をたてて、社員が仕事と子

    • 2021年、おつかれさまでした

      12月28日は仕事納め。 さあもうすぐ、2021年が終わろうとしている。 毎年その年の最後に、Bit Beans の今年の漢字を考えてきた。 毎年恒例の今年の漢字…なんていうとなんか仰々しいけれど、納会を前にしてちょっと立ち止まって今年を振り返ってみようという趣旨のもので、今書きながら、あれ?去年は何だったっけってなってるくらいの軽さでもある(笑)。 今年の漢字は「燈」 でも、漢字を考える過程では、今年のいろいろなことが頭にも浮かんでくるし、それ全体を俯瞰してみることで次

      • Bit Beans18周年記念日

        Bit Beans は2003年の7月23日に、会社登記されました。2021年7月23日の今日は、Bit Beans の18回目のお誕生日です。 昨年2020年も、7月23日はお休みの日(海の日)でした。 そして今年はお休みなだけではなく、東京オリンピックの開会式の日。 大切で特別な日が、日本の記念すべき日に重なっていることが、なんだか少し不思議な気持ちでいます。 コロナの混乱が始まったのは2020年だけれど、昨年の7月のあたりはそれなりに出社もあって…実は緊急事態宣言が

        • 男は女よりしっかりせねばならない、が女性蔑視を生んでいる

          このところ取り沙汰されている女性蔑視問題。 まあ正直なところあきれ返るほどな旧態然だけれど、これでやっとこの問題にしっかりと光が当てられるかと思うと、ほっと胸をなで下ろしたい気持ちになる。 言語化されない闇に光は当たらない。 今までなら躊躇してしまうけれど、世の中の女性蔑視問題に触発されて、今なら書いていいのではないかと思ったので ーー1972年生まれ、現在48歳、30から社長をしてきた私の感じてきた日本の女性蔑視問題の社会の変化、またその風潮の根源について書いてみたいと思う

        マガジン

        • 仕事のちょうどいいコツ
          7本
        • 新人からの質問に社長が答えてみるシリーズ
          10本

        記事

          仕事のゲーム化で浮かび上がる、旧来の問題点。

          菅総理の内閣が発足して、方針についていろいろ取り沙汰されていますが、中でも中小企業へのテコ入れに関しては賛否両論いろいろな意見が出ているようです。例えばこんな記事も。 記事で書かれているのは、大きくなろうとしていない=成長しようとしない中小企業が多いから、日本の経済が回らない。そして大きくならない理由は、中小企業が社長にとって私物化しやすい=私腹を肥やしやすい仕組みだからだ。というもの。 上記に限って言えば、Bit Beans は立ち上げから18年少しづつではあるけれど成長

          仕事のゲーム化で浮かび上がる、旧来の問題点。

          愚痴を言うとき、聞くときにはお作法がある

          愚痴りたくなる時もあるよね。 愚痴言ってスッキリして また明日頑張れるなら大したもんだ。 だから愚痴は、その日その時その場のものとして それ以降拡散などされないことが前提。 愚痴を言うときは、スルースキルのある人に。 愚痴を聞くときは、共感しながらも 次の日からスルーしてあげるのが優しさだったりする。 溜まってきちゃった鬱憤や、やるせない気持ちは1人で抱えて悩む必要のないもの。愚痴聞いてくれる人がいるのは幸せなことで、聞いてもらえるならどんどん聞いてもらったらいいと思う。

          愚痴を言うとき、聞くときにはお作法がある

          メールやメッセージの「文字」で叱るのはやめておいたほうがいい

          後輩を叱るにも勇気がいる。 言いにくいことだし、自分でもまとめたいから メールやメッセージで言いたくなる。 でも実は、 それはちょっとずるい。 叱るときはちゃんと直接言おう。 相手の表情を見て、 どっかで相手の言い分もききながら。 文字で相手の怒りが飛んできたときの恐ろしさ、知ってますか? 何度も読み返してしまって脳裏に焼きついて…文章はいつまでも残っていつまでも消えないんですよね。後からも読み返せてしまう。 叱られる人の痛みの分、自分も苦労して言う方が相手に伝わるもの。

          メールやメッセージの「文字」で叱るのはやめておいたほうがいい

          しゃべる速度を相手に合わせると心地よく聞こえるという技

          ゆっくりしゃべってるときに 早くまくしたてられると ちょっと威圧的 急いで話してるのに あまりにスローだと…イライラしちゃう しゃべる速度を相手にあわせる それも、ちょっとした気遣い。 自分と違うスピードの人との会話は、無意識に自分を否定されたように感じやすかったりする。人それぞれ話すスピードがあって難しいけれど、1対1で話すときは相手のスピードと同じように話すといいよ。 商談なんかの時には、必須。 相手のスピードを意識しながら、自分のスピードを設定しよう。

          しゃべる速度を相手に合わせると心地よく聞こえるという技

          テレワークだからオフィス縮小するって、すぐに踏み切れないワケ

          前回書いたこと。 テレワークでいきなりオフィスがガランとして、人もまばらになっちゃったことがなんだかもの哀しい気分なんだってこと。いいとか悪いとかじゃなくて、なんだか高校生の息子がいきなり「一人暮らしするから」って出てっちゃったときのおかんの気持ちってこと。 オフィスは100%に人が入るってことがなくなって半年以上経ってしまった。その間のオフィスの賃貸料もバカにならない。人のいないオフィスに1ヶ月100万円が飛んでいく、ああもったいない! 周囲の会社はテレワークに業務形態を

          テレワークだからオフィス縮小するって、すぐに踏み切れないワケ

          謝った後の改善策は2種類あるから両方ちょっとづつかじる

          ミスや失敗の改善策は 2つの方向から組み立てるとしっかりと聞こえる。 1つは精神論、そして方法論。 例えば遅刻したことを叱られてる場合の精神論は 「プロとしての自覚のある行動をします」 方法論は 「体調管理に気を配り、仕事優先で生活を見直します」 もちろんプランも大切。 「今日帰りに目覚まし時計3つ買います!」 みたいなプランが相手にフィットするかはよく吟味して・・ 失敗して叱られても、すぐに改善策を言うのは得策じゃない。 でも相手から「それで、どうする気だ?」が出てきたら

          謝った後の改善策は2種類あるから両方ちょっとづつかじる

          叱られ方にはコツがある。改善策はあとまわしが吉

          顧客にミスを謝りに行った時 会社で上司に叱られる時。 逃げたくなるよね、嫌だよね、 不快な気分極まりないよね。 でも、急がばまわれ。 「これからの改善策」みたいなやつは、 相手が怒ってる時には逆効果になるから、 すぐには言わないことが大切。 早すぎる改善策は、早く切り上げたいのか!って火に油を注いでしまう。 そしてミスや失敗を叱られている場において、それを許すかどうかは、相手が決めること。だから、許される前提(その先がある前提)に聞こえてしまう「改善策」は、相手が怒りを出し

          叱られ方にはコツがある。改善策はあとまわしが吉

          きちんと謝ってきちんと許されるコミュニケーションがある。遅刻とか

          遅刻したことありますか? 人にはいろいろ事情があって、 考えすぎて眠れなくなる日もあれば、 その日に限って目覚ましにきづかないこともあったり。 遅刻はダメなことだってみんなわかってる。 でもどこかで、たまになら仕方ない、ともみんな思ってる。 いつも遅刻しているわけでないなら、 きちんと注意されて、きちんと謝って、 きちんと許されることが正しいコミュニケーション。 もちろん絶対に遅刻してはならない日、というのはあって、そういう日に遅刻をしてしまったら大変なことになるけれど、似

          きちんと謝ってきちんと許されるコミュニケーションがある。遅刻とか

          ちょっと大事なことは場所を変えると伝わる魔法

          「ちょっとあっちに、いいかな?」 大事なことを伝えたいときは、 あえて場所を移動してみよう。 歩いている間に「なんだろう?」って考える。 その間が、後の話を際立たせるから 後輩を褒める時にもおすすめ。 別に人に聞かれてもいい内容であっても、席を移動するのは効果的な方法。相手が上司であっても部下であっても、ちゃんと聞いて欲しい話はあえて場所を移動してみる。その一手間で、相手への伝わり方はだいぶ変わります。

          ちょっと大事なことは場所を変えると伝わる魔法

          テレワーク、いいとか悪いとかじゃなくなんとなく哀しいって話

          わたし個人的にはテレワークは気に入っている。 朝起きてちゃっと準備して、パソコン立ち上げたらもう仕事! 化粧だって軽めでもばれないし、電車乗らなくて良いし、服も格段に気にしなくてよくなった。おかげで朝家事スタイルが出来上がっているし、寂しがりやの犬の気持ちも安定しているようだし、カモンテレワーク、IT進化バンザイ♪ でも1つの企業の社長としては…やっぱりなんとなく哀しいって、こないだ気がついちゃった。 よく言われる、オンとオフとかプライベートと仕事とか、そういう切り分けを

          テレワーク、いいとか悪いとかじゃなくなんとなく哀しいって話

          新人お題シリーズ(10)新入社員の成長と評価はどこで判断しているのか

          最後のお題となりました。 「新入社員の成長と評価はどこで判断しているのか」 このシリーズのお題タイトルは、新人からもらった文言をそのままタイトルにしているのですが、このお題を読んだ時に少しひっかかったのですよね。 それは、 「新入社員の成長はどこで評価(あるいは判断)しているのか」じゃなくて 「新入社員の成長と評価はどこで判断しているのか」なんだよな、というところ。 きっと知りたいのは評価指針なんでしょう。 もっと言えば、評価される成長ってどんなもの?ってことでしょうか。

          新人お題シリーズ(10)新入社員の成長と評価はどこで判断しているのか

          プロフィール

          名前 出村亜佐子 生年月日 1972年11月20日 経歴 1996年武蔵野美術大学 造形学部絵画科を卒業。 1996年第11回国民文化祭とやま'96 絵画部門入選、1997年昭和シェル石油現代美術賞 入選。1998年株式会社たき工房にてグラフィックデザイナーとしてポスターや雑誌広告の制作に従事。2000年WEBデザイナーに転向。企業サイトやゲームサービスのサイトデザインに携わる。2003年Bit Beansを立ち上げ代表取締役に就任。2019年UNKNOWN ASIAレ

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