見出し画像

お腹の不調には低フォドマップ食を①

こんにちは!昨日は鍼灸に行ってきました。梅雨本番で不調が出やすいのでそれを防ごうと思って行ったのですが多少の好転反応があり少しだるく、下痢気味です。

2年半くらい前に帯状疱疹になりその後、お腹の不調やうつに悩ませれたことがありました。普段慢性的には下痢しないのに続いたり、左肋骨が痛く、お腹の張りがひどかったのです。いろんな検査を受けても異常が見つかりませんでした。胃腸科の先生にはストレスからくる機能性ディスペプシアと過敏性腸症候群ですと診断されました。胃のほうは比較的早めに薬でなんとかなって食べることはできるようになったのですが、腸は全然良くならなくて。そんな時、この本と出会いました。

画像1


江田証先生の「お腹の不調」はこの食事で治せる!という本です。私は一般的にお腹にいいとされている物を食べても改善しませんでしたがこの本読んで目から鱗の内容が書かれてあって、希望が見えたのです。


本から一部抜粋させていただきます。

過敏性腸症候群とは?

過敏性腸症候群とは検査をしても目に見える異常がなくそれでも下痢、腹痛、お腹の張りなどの症状が見られる。過去3ヶ月間、月に3回以上、腹痛やお腹の不快感が繰り返し起こり、①排便すると痛みや不快感が和らぐ②お腹が痛い時、便(便秘、下痢)の回数が増減する③お腹が痛かったり不快な時、便の形(外観)が硬くなったり、水のようになる。

①②③のうち、2つ以上当てはまるなら疑いがありますが、自己判断せず病院で検査をして診断してもらうことが大切です。

過敏性腸症候群の患者さんは健康な人と比べて大腸の酸度が高いのです。高い人ほど、大腸の動きが麻痺し、お腹の中でガスが動かなくなりお腹が張ったり、腹痛が起きてしまうのです。つまり食物繊維やオリゴ糖の多い食品を食べるとお腹の不調のある人の腸の中では腸内細菌が過度に働いて過剰な発酵が起こり、過剰な代謝産物(短鎖脂肪酸)が作られることで大腸内が酸性になって麻痺してしまうためさらなるお腹の痛みを生じてしまいます。その切り札が低フォドマップ食というわけです。


FODMAPの意味とは?

お腹の不調には低FODMAP食(オーストラリア発祥の食事法)がいいですよという話なのですがそもそもFODMAPとは何でしょうか。

FODMAPとは、炭水化物に含まれる過敏性腸症候群などのお腹の不調を引き起こすと考えられている「特定の糖質」の総称のことです。これらの糖質を含む食品をとると腸の運動が過敏になりガスが増えます。


F  Fermentable(発酵性のある糖質)

O  Oligosaccharides(オリゴ糖)

・ガラクトオリゴ糖(ガラクトースの集合体)・・・レンズ豆、ひよこ豆などの豆類に含まれる。

・フルクタン(フルクトースの集合体)・・・小麦な玉ねぎなどに含まれる。

D  Disaccharides(二糖類)

・二糖類に含まれる乳糖(ラクトース)・・・高乳糖食(牛乳、ヨーグルト)に含まれる。

M  Monosaccharides(単糖類)

・フルクトース・・・果糖、果実、はちみつなどに含まれる糖の一種

And

P  Polyols(ポリホール)

・ポリオール(ソルビトール、キリトールなど)・・・マッシュルームやカリフラワー、果物類に含まれる。


一般的に体の良いと言われていてもお腹の不調がある人は高FODMAP食材をとるとますますひどくなったりします。実際私がそうでした。明日はどの食材が低FODMAPか高FODMAPかを記載していきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?