風邪とセロクエル
エアコンで風邪を引いた。寒気がして、初夏なのに朝、ダウンを着た。
節々が痛い。最悪だ。体調が悪いと頭の回転も悪くなる。眠りも浅くなる。気が滅入る。たかが風邪なのに。人体って面倒だなあ。眠いけど眠れない。
考えが浅くなることはいいこと。昨日みたいに思考が滅烈するのも厄介だから。頭が鈍ってる。だるいとかつらいしか考えられなくていいものだ。ここから悪化しないでほしい。
暑いが厚着をしている。たかが風邪なのに、症状ひどくないのに、こんなに心もとない。
ほんとうは頓服のセロクエルを飲んでさっさと寝てしまえば回復も早かったのだが、午後から精神科の受診だったので上記のような状態になってしまった。もうなくなる薬があるので翌週に延ばすこともできなかった。
なんとか受診も薬局も終えて、帰宅して、セロクエル飲んで、とても頭が落ち着いている。
さみしくもないしつらくもない。躁でも鬱でもない。頭の中が凪いでいる。何にも振り回されない感じ。
落ち着くから落ち着ける。休める…頭が休まる…揺れない。じっとできる。早く治る気がする。
自他の区別がつく。考えて困ることが浮かんでこない。混乱しない。考えに支配されない。なんて平和だろう。ずっとこのままでいられたらいいのに。何も考えに囚われなくてすむのに。
なのに外に出たがる。なんてわがままなんだ。ここにいればいいのに。ここは安全なのに。ばかげた考えを持たずに。ここがフラットだ。平地だ。水平器もまっすぐだ。考えるペースも遅いし。間違えない。
双極性障害、ほんとに変な病気だ。