【エッセイ】60年前にタイムスリップして太平洋を渡る夜🌕

62年前、日本人で初めてヨットで太平洋を横断した
堀江謙一さんの本

「太平洋ひとりぼっち⛵」

その存在はなんとなくは
知っていたものの
ふと読んでみたところ

あっという間に魅了されました

それは堀江さんの人間像に

質素でシンプルな思考
直観力
判断力
決断力
行動力
そしてうっとりするほどの

冒険心

読み進めるうちに

あっという間に旅も
60日目に入ってしまいました…

ページをめくるたび
前人未到の冒険に悪戦苦闘している
（時に孤独で泣きじゃくったりされています）

堀江さんの勇姿を
仰ぎ見せて頂くことができるので

読み終わりたくない…

なので仕事終わりのカフェでは
三分の二まで来たところで

一旦、別の本にスイッチを切替え
（念のため二冊持参）

こちらは家に帰ったら開こう
と眠る前のお楽しみに

だってエンジンのない
小さなヨットひとつで
太平洋横断をしているのです⛵

私まで胸がドキドキ✨

誰も見たことのない景色を見ている堀江さん

嵐を掻い潜り60日目にして
ようやく晴れた夜には

空に星、海に星、

ソーラーパネルにまで

星が映り込む

幻想的な世界が待っていました

だから私も今夜
空を見て

太平洋の真ん中で
星を見ている気持ちになるのです

そして私もまだ旅の途中

最後までお読みいただきありがとうございました

アラフォーからの豊かな人生をガイドする
朝比奈　卵