【パワーを向上させる!!】
今回のテーマは「パワー」です!
パワーと聞くと、
皆さんは何をイメージしますか?
筋力や力
スピードや重さなどを
イメージされるかと思います
しかしトレーニングにおける
「パワー」
にはちゃんとした定義があります
それは
筋力×スピード=パワー
です。
これが意味することは
筋肉がとてもありムキムキの人でも
スピードが遅ければパワーは低くなります
その逆も同じで
とても素早く動けても、筋力がなければ
パワーも低くなります
もう少しわかりやすく説明すると
スクワットのバーベルの重量が「筋力」
スクワットを1回行う速さが
「スピード」になります
この図は筋力とスピードの
相関関係を表しています
縦が筋力、横がスピードになります
筋力が大きくなるとスピードが遅くなり
スピードが速くなると筋力は小さくなります
最大パワーは最大筋力
の30%の重さの時に
最大パワーが出せるようになります。
(最大筋力とはスクワットだとスクワットで
1回持ち上げられる最大の重量
最大筋力の測定のやり方は
別の記事で説明します)
スポーツ中は最大筋力を発揮する場面は少なく
短時間での瞬発力と
爆発力が求められます
そのためパワーはスポーツにおいて
とても重要になります
パワーを高めるにはいくつか方法がありますが
主に3つです。
・最大筋力のアップ
・スピードのアップ
・パワーのアップ
「パワーのアップってそのまんまじゃないか!」
と思うかもしれませんが
順番に説明していきます
この3つの考え方は簡単で
「パワー」を構成する要素を
「筋力」「スピード」の2つに分解して
別々に強化して
最後に合体させて「パワー」の効率をあげよう
と言うことです
1つ目の最大筋力のアップは
筋力トレーニングになります
パワーにおける筋量は車に例えると
エンジン
です。
まずはエンジンを大きくさせることから
始めましょう。
高重量(最大挙上重量の70%の重量)
で6〜12回を3〜5セット行います。
セット間の休息時間は30秒から1分としましょう。
休みすぎると筋肉が回復してしまい
筋力トレーニングの効果が薄れてしまうので
注意しましょう
2つ目のスピードのアップは、
以前、ブログで紹介した
プライオメトリクストレーニングです。
「腱のパワーを使う!」👈クリック
↑こちらで詳しく説明しているので
読んでみてください!
種目はデプスジャンプやドロップジャンプ
があります。
この種目にはコツがいるので、
間違ったやり方で行わないように
注意しましょう!
3つ目のパワーのアップは
上の2つを融合したトレーニングです。
先程の図にある30%の強度で
素早く行うトレーニングです。
例えばスクワットを100kgを1回のみ行える人
であれば
30kgで素早く行います。
5〜10回程度で、
セット間の休息は長めに取りましょう。
トレーニングの初めに行い、
できるだけ疲労していない状態で
行うようにしましょう。
パワーの向上は、ダッシュ力やジャンプ力
スポーツパフォーマンスの向上に有効です👍
筋力だけではなくパワーの向上を意識して
スポーツのパフォーマンス向上に
つなげていきましょう!
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