モーニングページの魅力:朝の新習慣
皆さんはモーニングページという習慣を知っていますか?
これは作家・ディレクターのJulia Cameron(ジュリア・キャメロン)さんの著書「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」(原題:The Artist Way)という本で紹介されている創造性を高めるための朝に行うルーティンのことです。
毎朝、3ページのノート習慣
このモーニングノートは、毎日、朝に起きて一番に行うワークになります。
朝起きて、コーヒーを用意してノートを開く。
ペンを持ったら、さぁ、開始です。
自由に心の中にある言葉を書き出してみましょう。
書き出すことはどんなことでも、OKです。
1日の予定を書き出してみる。
昨日のやり忘れた用事を確認してみる。
「あー眠い」「もっと寝たい」そんな心の中の気持ちを書き出すのでもOKです。
大切なことは、朝一番に自分の心の中と向き合うこと。それだけです。
3ページ、ざっくりと書いてしまいましょう。
書いたら終わりです。
ぺたんとノートを閉じて、朝の準備に向かいます。
そうするだけで、心の中の何かが軽くなったような気分になります。
必要なもの
用意するのは、ノートとペンだけでOK。
最初は適当なノートでいいかもしれません。
慣れてきたら、お気に入りのノートを見つけてみましょう。
自分は「ミドリMDノート 文庫サイズ 方眼罫」をずっと愛用しています。
文庫サイズなので、3ページ書くのも楽ちんです。
ペンは描き心地を重視して、ジェットストリーム0.38を愛用しています。
あと必要なものがあるとすれば、朝のコーヒー一杯かもしれません。
自分はコーヒーと共にモーニングページを4年間書いています。
コーヒーを飲みながら、ノートに自分の心を綴る時間は、朝の幸せなひとときです。
書いてみて変わったこと
モーニングページを書いて変わったことがあります。
それは、自分の気持ちがわかるようになったこと。
それまでは、自分の気持ちなのに「自分は一体どうしたいのか」という基本的なことがわかっていませんでした。
何かモヤモヤする。
やりたいことがあるはずなのに、何をすればいいのかわからない。
ずっとモヤモヤする気持ちを抱えて、生きてきました。
そんなときに、モーニングページに自分の心を書き出してみたのです。
最初は、何を書いていいかすらわかりませんでした。
ノートの最初には「何を書けばいいのかわからない」という言葉がずっと並んでします。
そして、そうこうしているうちにだんだんと「自分はこうしたいのだ」「ここに困っている」「こうすれば、解決するんじゃないだろうか」そういうふうにモーニングページに書く内容が変化していきました。
変化はちょっとずつです。
年単位で振り返ってみて、初めて「自分はこう変化したんだ」と実感できることもあります。
しかし、自分自身を見つめる作業に時間がかかるのは当たり前のこと。
じっくりと根気よく自分自身と向き合うことで、より良い自分に高めていくことができるのだと思います。