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自分の話す英語がわかりにくいと感じる方へ

英語でコミュニケーションを取られる方の中には、相手から聞き返されたり、「こういうこと?」と言って別の言葉でまとめられたりなどして、「もしかしてわたしのはなしはわかりにくいのかなあ?」と不安になった方もいらっしゃるのではないかと思います。

そんな風にわかりにくくなる原因として、以下のようなものがあると思います。

1.発音の間違い
2.文法ミス
3.言い直しが多い、詰まる部分が多いなどスムーズに言葉が出てこない
4.接続詞の間違い
5.ロジックが崩れている
6.いい方が回りくどい

順を追って説明していきましょう。

1.発音の間違い

日本人がジャパニーズイングリッシュで話す時、しばしば本来の英語の発音とは異なる発音で話していることがあります。

そういう場合、聞き手は、過去の日本人英語のデータベースを参照しながら、「多分こういってるんだろう」と推測しながら聞くことになります。

聞き返される理由としては、このような発音に起因するものが一番多いかもしれませんね。

2.文法ミス

基本的には冠詞や前置詞のような細かい文法ミスはそれほど相手の意味理解には影響を与えないことが多いです。

一方で、主語や動詞がなかったり、受動態にすべきところがそうなってないなどのミスは、文意が一気にぼやけます。このような文法ミスが原因で意味が分かりにくい話になっていることもよくあるのではないかと思います。

3.言い直しが多い、詰まる部分が多いなどスムーズに言葉が出てこない

英語を話しながら過去形に言い直したりするなどの「言い直し」は、聞き手の理解を結構阻害します。
また、詰まりながら話している場合も、だんだん何を言っているかわからなくなってきてしまったりします。

このような「流暢性」に関わるポイントは、日本人が苦手としていることが多いです。
基本的には圧倒的なスピーキングの実践不足が原因であることが多いので、たくさん話す練習をすると改善する可能性が高いです。

4.接続詞の間違い

接続詞には「順接」や「逆接」などの種類があります。
基本的には、接続詞を聞いた段階で、聞き手は続く内容がどういった内容なのかを予測しながら聞いています。

そういう場合に、本来「However」というべきところで「So」と言って話し始めると、聞き手は違和感を持ちます。

実は日本人はこのような接続詞のバリエーションが少なく、常にSoやAndを使っている人も結構多いです。
ちょっとした差ではあるものの、聞き手に大きなストレスを与えることも多いのがこの接続詞の用法ミスだと思いますので注意するのがベターです。

5.ロジックが崩れている

例えば、英語では、冒頭の「主張」と「結論」では基本的には同じ内容を話します。再度主張するということです。
しかし、結論の段階で、それまでの議論で全く出てこなかった新しい論点が急に出てくる人がいます。
これはかなり唐突感が合ってわかりにくく感じます。

また、冒頭で、「○○について話します」と言ったのに、その後の詳細のなかで「○○」のついては触れられていない、というケースも頻繁に見ます。

これは英語に限らず日本語も同じですが、ロジックがしっかりしている人の話はわかりやすいし説得力もあるはずです。

6.いい方が回りくどい

これは、日本語をそのまま英語にしようという頭で話していると良く起こることかもしれません。日本語をそのまま英語化するとけっこう回りくどいわかりにくい英語になることが多いと思います。
「要はこういうこと?」と言われる方はこのケースかもしれません。

このタイプの方は、英語としては相手には伝わっているものの、「言いたい内容」については7割くらいしか伝わらないかもしれません。
なので、より英語らしいスッキリした表現を身に着けるよう、ネイティブが話す英語や書く英語を真似していくといいでしょう。

まとめ

いかがでしょうか?
本日は、日本人の話す英語がわかりにくいときの原因6つについて記事にしてみました。

基本的には、1から順に解決していった方がいい課題になると思いますので、今のご自身のレベルに合わせてうまく対策していってくださいね。

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