シャドーイングで何度やってもうまく行かない時にチェックしてほしいこと
リスニングの学習において、シャドーイングは多くの人にとって本当に良いトレーニング方法だと思います。
さて、そんなシャドーイング、何度やってもできない部分があったりしませんか?
「こんなの口が回らない!」
「言いにくくて仕方ない!」
誰もがそんな風に思ったことがあるはずです。
本日コーチングセッションをやった受講生さんも、まさに躓くところが決まっていて何度やってもうまくいかないというところをチェックして修正していきました。
まず、うまくいかないところは、ほぼ間違いなくネイティブとは違うリズムで読んでます。
具体的には、ネイティブが超短く読んでる部分が長いことが多いです。
この「超短い部分」を意識的に短くしていくことでかなり言いやすくなるはずです。
言い換えると、ネイティブよりも「多い」音を発しているからたいへんなんです。
ネイティブが話してる音は少ないから速く話せてるんです。
よく聞いていると、しっかり言っている部分は決してはやくないんですよね。
本日の受講生さんだと、特に冠詞のa/anが入ってくると途端にリズムを崩すようだったので、「とことん存在感を消す」ことを意識してもらいました。
そうするとリズムも整うし、グッと英語らしい発音になるんですよね。
そもそも、「a」の発音は「ア」ではないですから……
そんな風にしっかり言わない方がはるかに英語らしく聞こえるのです。
もう一点、本日の受講生さんの場合は、英語らしいリズムで読めていない場所でついていけなくなっているようでした。
なので、「リズムに乗って話している感覚」を思い出してもらうことで、ここは解決していってもらうようにお伝えしました。
こんな感じで、シャドーイングもやみくもにやっていても行き詰まりを感じるときはあります。
そういう時には誰かに見てもらったり、自分で録音をチェックしたりして、その原因を潰していけるとすんなりできるようになるかもしれません。
参考になれば幸いです!