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スピーキングを改善したい時、意識すべきは話してる間、だけじゃない

現在の受講生の方に、非常に意欲的にスピーキングに取り組んでいらっしゃる方がいます。

今回も、「まずはたくさん話せるようになったが、次に何を意識したらいいか」について質問を受けました。
前向きでとても素晴らしいですね!

一方で、スピーキング学習中の方にとっては、英語を話す瞬間は「練習試合」みたいなものだと思うんです。
その練習試合の間にだけいろいろ意識して取り組むのって、なんか違うような気がしませんか?

私は、スピーキングしている瞬間に意識することは、あまり多くない方が結果的に成長が早いと思っています。
あれもこれもと意識し始めると、結果的にあまり話せなくなってしまうんですよね。

最初はとにかくたくさん話す。
次にできるだけ詰まらずに少しでもスムーズに話す。
ある程度スムーズにたくさん話せるようになったら文法も意識する。
さらに余裕がでてきたらよりこなれた表現を使えるようになる。

こんな感じで、意識することはその瞬間には「1つ」でいいと思うんです。

ただ、以上はあくまでも話している間の話であって、その前後においてはこの限りではありません。

つまり、文法は話した後で添削な度してもらえるならそれを見て間違えを修正していってほしいし、うまく言えなかった部分はどういえばよかったのか辞書などを調べて次に同じことが聞かれたらスムーズに回答できるようにしてほしい。
さらに、事前に準備できるようであれば、しっかり準備して臨むようにしてほしい。

そんな風に、スピーキングでは、話している以外の時間の使い方も大事になってきます。
そして、そういう時間をうまく使うことで、実際に話している時の中身が充実してくるのです。


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