わたしが ガレット・デ・ロワを作る理由
明けましておめでとうございます!
2025年最初は
新年にぴったりなお菓子のお話を書いてみようと思います。
ガレット・デ・ロワ
ご存知ですか??
最近はSNSなどで
その認知度が高まっているかなと思います。
フランスの伝統菓子で
パイ生地と、アーモンドクリームのハーモニーがとても美味しいお菓子。
キリスト教の祝日である、1月6日の公現祭(Epiphany:エピファニー)を祝って作られるそう。
フェーブという小さくてかわいい陶器が入っていて
それが入ったピースに当たった人が、その年の王様となり、幸運な一年を過ごせる👑
…という、ちょっとした運試し要素もあるお菓子です。
※フェーブについては、安全上の理由から、別添えのお店がほとんどかと思います。
私は、このお菓子が大好き!
ということで
好きなポイントを語ってみます。笑
ガレット・デ・ロワ ここがすき!
・パイ生地の奥深さ
バターと小麦粉の生地(デトランプ)を
何回も折り重ねて作るパイ生地。。
手間も時間もかかるのですが、その分のおいしさがあります。
そして、、作ったパイ生地は
焼いてみないと、成功かどうかわからない。
もちろん、焼くまでのプロセスも大切で
全てにおける総合点が、焼き上がりに反映されるのです。
とても1回で満足できる仕上がりに焼けるわけがなく
何度も作り
その都度ブラッシュアップして。。
そんな、一筋縄ではいかない感じが
マニアックな心に火をつけてくれるのです🔥笑
・レイエとパイの層の美しさ
ガレット・デ・ロワといえば
表面につけられた模様(レイエといいます)が特徴的かな〜と思います。
ナイフなどで好みの模様をつけるのですが
この模様の意味も色々あって、、
例えば、、
【月桂樹】
意味:勝利
月桂樹は葉がしおれない為、永遠性を連想させる
【太陽】
意味:生命力
生命を育む力であり、光と熱を供給し、富の源となる
【麦の穂】
意味:五穀豊穣、生命を象徴している
豊穣の神々の持ち物の一部として、ローマやギリシャ文化に登場したモチーフ
など。
(私のお気に入りは、太陽です!)
なかなかの集中力を要するのですが
美しくできたときの達成感は、ひとしお✨
そしてまた
パイ生地の層の美しさにもご注目。
いつも作っているガレット・デ・ロワは
とあるレッスンで習ったものなのですが
美しい層になっていると、我ながらうっとり。。
写真を撮るのも、とってもたのしい♡
そんなガレット・デ・ロワの奥深さと美しさに魅了され
毎年冬になると、パイを折りたくなるんだろうなぁと思います。
もちろん、お味も最高です!
新年は特別に、、ちょっとリッチな発酵バターを使って作ったりもします。
パイ生地は、ハラハラ ほろほろ
アーモンドクリームは、しっとり。。
最新のガレット・デ・ロワは、、?!
直近で焼いたガレット・デ・ロワは
近年稀に見る、美しい出来上がりとなりました✨
これも、何回も作っているからこそ
掴めたものなのかもしれません。
(ただ単に、私が要領悪いだけかもしれませんが。。苦笑)
この冬、あと1回くらいは作りたいな〜。
お店で買うとなかなか高級なので、、
ホールで作れるって、本当に幸せなことです。
そんな、ガレット・デ・ロワのお話でした📝
気になった方は
販売しているお店や
レシピをチェックしてみてくださいね(°´ ˘ `°)/
(お手軽に、冷凍パイシートを使って作ることもできるみたいです✨)
ではでは。。