見出し画像

イトヨリダイの塩釜焼き(2023)

明けまして、おめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

さてさて、毎年恒例の鯛の塩釜焼き。
去年はこんな感じでした。
ちょっと焦げてパンダみたいになっちゃった(^◇^;)
でも、何気に装飾のクオリティーは高かった気がする。
(気になる方は記事を見てみてね。)


で、今年も鯛の塩釜焼きの用意をしていたのですが…

年末、お頭付きのが手に入りませんで…(T ^ T)
一番最初に行ったお店にあったにはあったのですが、
超デカイだったので、
「こりゃ大き過ぎ!」と思い、
他のお店へ行くことに。

ところが、2軒目にも、3軒目にも
お刺身切り身はあるけれど、
もう鮮魚となると置いてなかった…

なので、1軒目で見つけた
超デカイでもいっか〜と
そのお店に再度行ったのですが、
私が行った時には売れてしまっていた…(T ^ T)

3軒、行った中で、ここのお店は
それでもかなり鮮魚の種類が多く、
他のならたくさんありました。

もう塩釜焼きをするつもりで
いろいろ用意していたし、
せっかくだから作りたい!
なので、もう他ので作ることにしました。

メバル金目鯛太刀魚イサキ、イシモチなどなど
普段あんまり買わないが結構あった中、
目についたのがイトヨリダイ!

色が赤とゴールドでめでたい感じだし、
サイズもちょうどいいくらい。
お値段は超デカイの半分くらい。

残念ながら、名前にタイがついていても
の仲間ではなくて、
スズキの仲間みたいだけど。

帰ってきて、さらにイトヨリダイのことを
いろいろ調べていたら
マダイの代わりに祝い魚として
食べる地域があるという情報を見つけ、
「私、グッジョブ!!」と叫びそうになりました(≧∀≦)

私、の知識があんまりないから、
今年はもっと料理に挑戦して
いろいろな種類の魚を食べるのもいいかもな。

ま、それはさて置き、
早速、調理開始!

主な材料はこんなかんじ。
イトヨリダイは、
お店で下処理をしてもらいました。
もういろいろなお店を何軒も回って
下処理をする元気がなかったのよ(^◇^;)

ヒレにもラインが入ってる!

尾ビレにピョーンとついてるけど、
イトヨリダイには全部ついてるの?

まず、昆布に漬けて戻しておきます。

3cmくらいにカット。

イトヨリダイはしっかり水分をとっておきます。

そして、お腹に昆布を詰めます。

続けて、塩釜の準備。
卵白をボウルに入れ、少し泡立てます。

そして、小麦粉を投下。

混ぜ合わせたらこんなかんじ。

これを天板に敷いていきます。
イトヨリダイの大きさくらい。

昆布を敷いて、その上にイトヨリダイをのせます。

イトヨリダイの上に昆布をのせ…

で包んでいきます。

を全量使ったのですが、
なんか、微妙に昆布が出てる箇所があるし、
塩釜が薄い部分もあるので、
急遽、を追加で作ることに。

ここで、最悪のハプニングが!!!

を用意して、成形を始めていると、
どんどんが溶け出してくるではないか!
今までで作った時は、多少は水分が出たけど、
ここまでで出る時はなかったよぅ(T ^ T)

うわぁ!
上の画像の時より少ししか経ってないのに、
こんな状態(T ^ T)

ホントは、で包んだら
がどんどんに入り込んでしまうとのことで
すぐ焼いた方がいいそうなんだけれど、
今まで、大晦日の夜に成形までしておいて
元旦に焼くようにしていました。

だけど、このまま置くと崩壊しそうだったので
慌ててオーブンの予熱を開始。
オーブンの用意ができるまで、
形が保てるように頑張りました。
これで、オーブンへ。

一応、焼き上がり。
ここまでは大晦日の昨日やっておきました。
これを今日、焼き色も少し付けたかったし、
温め直しも兼ねて、
再度、オーブンへ。

途中、様子を見たら
目とヒレの部分が焦げ始めていたので
アルミホイルをのせました。

焼き上がり!
ちょっとヒレが焦げ気味だけど(^◇^;)

何とか焼き上がってホッとしていたら、
ここで、またハプニングが!

これをお皿にのせようとしたら
溶け出していたドロっとしていた
天板にへばりついて塩釜焼き
スルッと移動することができず、
ここでまた一苦労(^◇^;)

何とかこれを盛り付けて完成!
まだ明るいけど、お正月だし、
可愛いお花のラベルの日本酒と共に食します(≧∀≦)

ちょっとかわいそうだけど、
塩釜を叩き割ります。
硬〜い(^◇^;)
結構、ガンガン叩きました。

SNS用にちょっとイトヨリダイの顔を出して撮影。

イトヨリダイはこんな仕上がりです。

はこんなかんじ。
いただきまーす(≧∀≦)

うーん、美味しい!
こりゃ、がススム(*≧∀≦*)

いろいろハプニングがあった分、
余計に美味しく感じるわ(≧∀≦)

外側にのせた昆布部分より、
お腹に詰めてあった部分は
に直に昆布が接していたので、
より昆布の風味がついて、これまた美味。

すだちをちょっと絞って食べるのも良かった。

来年は、を注文しておくか、
もっと早めに調達するようにしよう。

【レシピ覚書】
《イトヨリダイの塩釜焼き》
(イトヨリダイ1匹分)
● イトヨリダイ … 370gくらい
● 塩 … 750gくらい
● 卵白 … 2個
● 小麦粉 … 大さじ2くらい
● 昆布 … 2枚
(塩釜用追加分)
● 塩 … 375gくらい
● 卵白 … 1個
● 小麦粉 … 大さじ1くらい
【未来の私への申し送り事項】
塩釜に飾りをつけると焦げやすいので注意!
ほんのり焼き色がついたらすぐにアルミホイルを被せた方がいいかも。

今年、めでたいことがたくさんありますように…

それではまた。

よろしければサポートをお願いいたします。 レシピの開発や調理器具などに使わせてただきます。