親の覚悟という話。
3歳の息子とのスイミングスクールに行く、行かないの戦いの話。
3月から息子をスイミングスクールに通わせている。
まだ3歳のため、自分からやりたいということは言わないので、親の経験上習った方が良いということからであるが、いくつか具体的な動機もある。
まず、小児喘息疑いがあるので心肺機能を強くすることで改善されると言われていること。(自分自身が喘息持ちで、改善された実績があるため)
また、将来の選択肢を増やすためでもある。生涯スポーツとしてスイマーになる可能性もあるし、水泳だけでなく、水球、飛び込み、シンクロなど水泳が基礎となるスポーツはたくさんある。
中でも1番は、溺れなくするため。海や川でのレジャーを今後するにあたって楽しい反面、危険が伴う。
夏場になると、溺れて命を落とすニュースがたまに耳に入る。そのリスクを最小限に抑えることが目的だと言っても過言ではない。
でも、3歳のこどもにその説明をしてもちんぷんかんぷんである。だから、強行的にスイミングスクールへ連行しなければならない。うちの息子は、3歳のなかでも身体が大きいので、パワーが凄まじい。
スイミングスクールまで無事ついたものの、更衣室に入ろうとしない。力ずくで引っ張るが、なかなかの抵抗。
服が引きちぎれるかと思うかと思うくらい戦った末、なんとか水着に着替えてコーチに引き渡すことができた。
その時点でHPは0になる。まだ、午前10時。
レッスン中は、たまに笑顔も出ていた。
プールへ入る前の彼とは別人のように帰りはご満悦に帰ってくる。思った以上に楽しかったようで来週は泣かずに行くと豪語する。
これから心を鬼、いや、心を無にするといったほうが正確かもしれないが、こいった場面に遭遇することが多々あるだろう。
覚悟しておこうと心に誓う。
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