ICTに関して「できない」と決め付けている教員が多すぎる
今ICT担当として構内の研修などを行なっています。
そこで感じたことで一番印象強く残ったことは”教員の「できない」という発言が目立つ”ことでした。
せっかくの資料を印刷して、説明書まで作成して、放課後の時間を30分活用しても、「できない」という言葉が挙がれば、たちまち「できない」の声が広がり、「できない」ことが普通という空気になってしまうことがありました。
もちろん自分も校務なので「できない」と言われ、資料をみなかったとしても悔しいなどと思うことはありません。
あとはここの問題だしな……程度にしか感じていないのでいいのですが、「できない」ことが当たり前と言う空気感を広げないで欲しいのです。
もうすこしで「できる」教員の足を引っ張っていることがありました。
「できない」という言葉は言うのは簡単です。
「できない」と言う諦めは一種の逃げです。
気合でやってみれば「できる」のです。
しかし、そのICTの研修の意義をその先生自身が見いだせていないので研修をやっても「意味がないな」と思っているから、わからなくなった途端「できない」と逃げてしまっているのです。
ICT担当として先生たちに「できるようになりたい」と研修に臨む意義を見出したいです。
これは児童生徒にとっても同じことなのだと感じています。
新たな学習をしていくことが多い児童生徒は、日々この「できない」にぶつかっているのでしょう。
だからこそ、「できるようになりたい」と思わせる学習の意義をきちんと伝えることが大事なんだと気がつかされました。