学校でKahoot!を活用して楽しく学ぶ環境をつくる
Kahoot! とは、簡単に言えばクイズゲームです。クイズを作成し、クイズ大会を開くことができます。クイズを解くことで、学習した内容の確認ができるほか、クイズを作成することで学習した内容を復習することができるなど、学校現場での学習の方法として新たなツールとして注目を浴びています。
授業2分前
授業の初めには全時までの復習や、本時に関わる知識を確認する時間があります。この復習の時間に対して、わかっている児童生徒と、自信がないけど多分わかっている児童生徒、そして困っている児童生徒とで活動のモチベーションが異なってきます。この復習の時間では、本時必要な知識を確認できることが目的となります。したがって、全員が楽しくその知識に関して確認することができればOKとなります。自信がなくとも、Kahoot! の場合選択肢を選択するクイズが多いので、「とりあえずこれかな?」で進めていくことができます。そして、最後に自分の結果を確認することができるので、自分だけの結果で振り返り、本時に向かっていくことができます。
授業中
知識理解が授業のねらいになっていることがあります。理科や社会では新しい用語が出てきたり、国語では慣用句や四字熟語など覚えることが大変な場面は数多くあります。授業の中での活用は、主に授業の終盤で、本時の授業内容の確認を行うためにKahoot! を導入しています。
理科では、シャーレやメスシリンダー、漏斗など理科の実験で使用する器具の名称はなかなか覚えづらいものです。そういったものを「これはなんという器具でしょう?」という問題を出すことで、簡単に復習することができ、知識の定着につながります。
テスト前
テスト前には、知識を問う問題を行うことでテスト範囲の問題を確認することができます。ただテスト前ですからテスト勉強したことを前提として、Kahoot! だけでテスト対策を終わらせることはありません。あくまで最終確認を楽しくしようというのがねらいです。これは時と場合によって使い分けますが、テスト当日の朝に行ったりということはあまり行いません。前日などに「こんなことも学習したけど覚えているかな?」と自分の学習を振り返るきっかけにしてあげると良いと思います。
学校でKahoot!を活用して楽しく学ぶ環境をつくる まとめ
いかがだったでしょうか。Kahoot! を使うことで、楽しく学ぶことができる環境を作ることができます。中休み(20分休み)などの学級レクとしても活用できますし、この活動が日々の授業の復習にもなり、児童生徒のわかった!につながる活動となります。使えるツールは最大限活用して、楽しく学ぶ環境を作っていきましょう!