GIGAスクール構想で教員の意識改革
令和3年度から自分の勤務校ではGIGAスクール構想をもとにした授業実践が始まります。
GIGAスクール構想は個々に合わせた学習を行うことで、資質能力をより育成することができるとされているものです。
▽ GIGAスクール構想(文部科学省)HP
いよいよ来年度から完全実施されるため、教員間でも知識の共有が図られています。
授業後の放課後の時間を使って研修を行なったりしながら、全ての教員がタブレットなどの端末をきちんと扱うことができるようにしています。
そんなこんなで最近教員の中で意識改革が起こり始めています。
「職員会の資料多すぎなんだよね」
「PDFでよくない?タブレット上に書き込めばいいし」
「紙で印刷すると便利だけど整理できなくなって結局意味ないんだよね」
「タブレットあるんだし、ペーパーレスにしていきたいね」 など。
昨年までは、何でもかんでも(ちょっとした連絡なども)「紙でだして!」と言われていたので、今回のことは衝撃的でした。
確かに、そんな重要でない連絡もいちいち紙に書き、机の上に置かれるので机の上はどんどん散らかっていきます。
1枚にまとめれば済むのに、気がついたことを大きく書き、それが何枚も溜まってくると邪魔な連絡になってしまいます。
そして、1月に1回のペースでシュレッター時間ができてしまいます。
しかし、GIGAスクール構想の関係でタブレットなどが導入され、教員の意識が大きく変わったことはまず第1歩なのかなと思います。
なかなか教員は例年踏襲の文化から抜け出せない人が多い印象でしたが、大きく環境を変えられると、自分の当たり前を変えざるをえなくなってくるということがよくわかりました。
なにか学校現場で改革をしたいのであれば、「うわ、めっちゃ便利やん!」というものをみんなに見せ、「いいな!」と思わせられれば自分が変えていきたい教員のあまり良くない文化も変えられるのではと思いました。
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