側弯症の首こり・首の張り・首の痛み・頭痛に【頸椎の捻れ解除方法】
【はじめに】
簡単な自己紹介
あるくん歩行体操教室、姿勢トレーナーの東 史(アズマ フミ)と申します。
大阪府枚方市の体操教室では、ミドル世代シニア世代の姿勢矯正と歩き方矯正トレーニングを行っています。
生徒さんのほとんどが、脊柱側弯をお持ちです。
側弯症の方に、解剖学の運動面・運動軸を整え垂直軸を構築して、元の動く背骨を目指す運動指導をしています。
この記事では、突発性側弯症の胸部の弯曲をお持ちの方に、おすすめする首の捻れ(頸椎の捻れ)解除方法について書いています。
側弯症の頸椎の捻れについて
側弯症とは、背骨が左右に弯曲回旋した状態ですが、歪みのある背骨では他にも、背骨自体に捻じれが発生しています。
体の垂直軸が保たれている時は、歩行や日常動作で、上半身のセンターは保たれて背骨の捻れは発生しません。
しかし、側弯症S字カーブの例では、胸椎では右側を前に、腰椎では左側を前に捻って歩くことを無意識に行ってしまいます。無意識な体の使い方で、背骨の捻れは発生します。
首の張り感や動かしにくさ、動かすたびに引っ張られるような辛さは、首の位置が垂直軸からズレ傾くことで頸椎に捻じれを作り、胸椎の弯曲に引っ張られて起こります。
頸椎が捻じれて固定され、解除が難しいのと、胸椎の凸側と頸椎の引っ張られる場所が、逆側になり本人感覚では何が起こって辛いのか混乱するのが普通だと思います。
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