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成瀬式解説|行動経済学|心理学

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2024年11月の記事一覧

my学習論:アウトプットと習慣の『負』の側面

はじめに、勉強には入力(インプット)と出力(アウトプット)の段がそれぞれあると思う。 インプットの段階で、新しいことを学び、自分の中に落とし込む。 そして、その学んだことを人に話したり、記事にしたりしてアウトプットする。 アウトプットで知識を自分の言葉にして初めて、情報が血肉となる。 情報は絶対的なものではなく、重なる部分もあるので、インプットとアウトプットのサイクルを繰り返すことで雪だるま式に知識が増えていく。 サイクルを習慣化することで、知識の継続的な増加が期待

戯言:逆宗教洗脳状態

逆宗教洗脳状態 定義上、宗教洗脳状態と呼ぶが、宗教洗脳状態とは、宗教が対象を社会から切り離し、孤立させ、その宗教が社会全体である、かのように思い込ませる状態である。 そうして、対象の行動の指針を宗教に入っている人に合わせさせるのだ(社会的証明の原理:我々は何をすべきかわからない時、自分に似た人間の行動を行動の指針にする)。 この意味で、逆宗教洗脳状態とは、一人の人間が自分に対して、「他人と比べるのは間違っている」、「孤独を好む人間ほど頭がいい」などの言葉に惑わされ、自分を自分