ゆめみる
なんだか
えも言われぬ感情、
それか、
感覚。
頭の中ではどうにも整理のつかない胸の奥にぽんと、得体の知れないものが住み着いている
きっと感情と言い表すのが最適なのだろう
だけど、感情までも鮮明な感じではないのだ
だから、どちらかというと 感覚。
季節、天候、気温に左右されやすい性質のわたしだ。
そのことを踏まえればきっと、
この感覚のやってきた理由も分かるはずで…
まず、ここのところ突然に 暖かい
春が急ぎ足で訪れてしまったかのように
まだ準備のなっていない冬仕様の心が
驚いてしまっている
きっと、その驚きと
春特有のちょっとした寂しさと。
心に隙間を作ってしまったのだろう
そこを春めかしい風が吹き抜けていく。
くすぐったくて、落ち着かない
それに加えて
長続きする雨だ
普段あまり、雨の降らない土地に住んでいるだけあって
時々訪れる雨の日の印象は強い
雨
素敵だ
落ち着くし、癒される
けれどやっぱり、
どこか寂しい
こんな具合に沈む心を抱えて
なかなか起き上がれないベッドの中
ふと思い立った
そうだ夢を語ろう
…
何から始めようか、
まず
朝は遅すぎず早すぎない時間に起きる
７時間半以上、８時間以下は寝たい。
ここのところサボりがちなピラティスも、
習慣化させて毎日やりたい。
朝ごはんは食べない派だったけれど
ヘルシーでとびっきり素敵なものを二人前。
小さなテーブルには水を換えたばかりのお花が
朝日をキラキラと反射する花瓶の中に、凛として。
そうだ、カーテンを開けるのを忘れていた。
物語の主人公のごとく、思い切り、豪快に！
きっと雨だろうと晴れだろうと、もやもや曇りであろうと、
部屋の中には新鮮な光が充満する
お散歩もしたいな。
朝でも美しいだろうし、夕暮れ時でももちろんいい。
部屋の中ではジャズを流そう。
憧れのあの場所を思い出して
歌ものもいいけれど、インストだって捨て難い
選曲は幸せな悩みごと
誰かを玄関先で見送るもよし、一緒にお出かけするもよし
もし一人でお出かけするのなら、
気になっているカフェをめぐったり、
個展を見に行ったり、レコードショップに行ってみたり。
映画を見るのもありかもしれない。
帰ってきたら、
お勉強ももちろんお忘れなく。
本当は、勉強するの、嫌いじゃない。
多分みんなそうだから、
だから、
自分に合ったやり方で
楽しみながら、わくわくと。
ちなみにわたしは、
言語のお勉強と音楽のお勉強。
…
編み物を編んだりしてもいいな
楽器を弾くのも楽しいし、
曲を作ったりしても良い時間。
でも隙を見て、おうちのこともしなければ！
お昼ご飯？夕ご飯？
お風呂掃除に洗い物、お洗濯にetc…
おうちに愛を込める時間
素敵な住処を育てるのだ！
日が暮れてきたらキャンドルを灯そう
優しい光で夜を嗜む。
こんな調子じゃあ
明日もきっといい日になってしまう。
夢見がちなわたしの妄想
なんだかすっかり、いい気分
…
よいしょ、
今日は何から始めようかなぁ