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(今日の一枚)ネオ・ラオホの脱出の試み
ネオ・ラオホ、脱出の試み、2008年(Neo Rauch - Fluchtversuch 2008)
Oil on canvas- 220x400 cm
ネオ・ラオホ(Neo Rauch,1960- /ドイツ-現代アート作家)
ネオ・ラオホの多くの絵画は、物語の意図を示唆しているのだが、観る側は、謎に包まれたままだろう・・そして、この作品もそうだ。
略歴 - Neo Rauch
ネオ・ラオホ(Neo Rauch)は、個人史と、そして、産業的疎外、政治との交錯を描いている。そして、社会主義リアリズムの影響を受けた、 新ライプツィヒ学派といわれる。(この学派の分類は不思議だ。美術史は後から語られる・・)
前述したが、ネオ・ラオホの絵画(表象)は物語の意図を示唆しているが、観る側は、謎に包まれるだ・・
(追記)略歴、両親は、ライプツィヒ視覚芸術アカデミー(ドイツ)で芸術を学んでいる。そして、ネオ・ラオホが生まれて、数週間後には、列車事故で亡くなった。
祖父母の元で育ち、義務許育の試験も通過した。その後、ファインアーツライプツィヒアカデミー(Hochschule für Grafik und Buchkunst Leipzig/ドイツ最古の芸術大学)で学んだ。(MA)
-1998年までは、そこでの助手として、働き、2005年からは、教授となった。
また、Neo Rauchの作品の展示は、彼のスタジオとアメリカ(MoMA,etc...)、アジア、ヨーロッパ圏の全世界に及んでいる。
より追記すると、彼は2017年に、マネージャー・マガジン誌(月刊のビジネス出版物)によって、ドイツで最も裕福な1,001人の個人と家族の1人にランクされている。
ネオ・ラオホの絵画は、最近オークションで100万ドル( 2021/2/9現在で、約1億456万5000円)近くで売られている。
その10分の1の金額で、ルネッサンスの祭壇画を手に入れることができるのだが・・
映画「Neo Rauch –Gefährtenund Begleiter」(ネオ・ラオホと仲間たち)、2016年(一般公開2017)、ニコラ・グラーフ監督のドキュメンタリー映画が製作されている。
NEO RAUCH - GEFÄHRTEN UND BEGLEITER | Trailer deutsch german
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