ターナー賞(2024年度)は、ジャスリーン・カウルが受賞-2024.12.3
ジャスリーン・カウルが、ターナー賞(2024年度)を受賞
テート・ブリテンで、Jasleen Kaurが受賞
テート・ブリテンで、ジャスリーン・カウル(Jasleen Kaur)が、Alter Altar展で、ターナー賞(2024年度/2024.12.3)を受賞した。それは、中止期間もあった。
ジャスリーン・カウル(Jasleen Kaur)
ジャスリーン・カウル(Jasleen Kaur,1986- /インドにルーツを持つ、スコットランドのグラスゴーのアーティスト・インスタレーション)
ジャスリーン・カウル(Jasleen Kaur)は、グラスゴーのトラムウェイでの個展「Alter Altar」がノミネート。 家族の写真、アクスミンスター織りのカーペット、巨大なレースの敷物で覆われたヴィンテージのフォードエスコート、躍動的なハンドベルなどのオブジェクトを通して、グラスゴーのシーク教徒コミュニティでの自らのルーツを表す。
「Alter Altar」展
最新の展覧会でヴィンテージのフォード・エスコート、礼拝の鐘、そしてIrn-Bru(アイアン・ブルー/スコットランドの国民的飲料)を使ってスコットランドのシク教徒コミュニティを讃えたアーティスト、ジャスリーン・カウルが今年のターナー賞を受賞した。
グラスゴーで育った38歳の彼女は、同市の現代美術会場トラムウェイで開催された「Alter Altar」展でこの賞を受賞した。
カウル女史の展示には、家族の写真、アクスミンスターカーペット、巨大なドイリーで覆われたビンテージカー、キネティックハンドベルなどが含まれている。
ターナー賞の主催者は、カウル氏の作品は、私たちを取り巻く物や儀式の中に文化的記憶がどのように重層化されているかを探っていると指摘した。
個人的、政治的、精神的なものを巧みに織り交ぜて
シク教徒コミュニティを紹介するアート
スコットランドのシク教徒コミュニティを紹介するアートがターナー賞を受賞した事になる。
「今日は地元のシク教徒のコミュニティの人々や、私が育ったころの仲間たちからたくさんのメッセージを受け取りました。
このように目に見えるものは、多くの人にとって大きな意味を持ちます。それは様々なグループにとって意味のあることであり、私はそれらすべてを代表するつもりです」- Jasleen Kaur
ターナー賞の主催者は
ターナー賞の主催者は、カウル女史の作品は、私たちを取り巻く物や儀式の中に文化的記憶がどのように重層化されているかを探っていると指摘した。
「ジャスリーン・カウル(Jasleen Kaur)の、アルター・アルター(Alter Altar)は、日常の物を反映し、音と音楽を通してそれらを活気づけ、コミュニティと文化的遺産を呼び起こす」ことで、「連帯感と喜びの両方を示唆する視覚的、聴覚的な体験を生み出している」TATE-審査員
ジャスリーン・カウル(Jasleen Kaur)の作品は、これまでにヴィクトリア&アルバート博物館(Victoria and Albert Museum)で展示されたことがある。彼女の短編映画「Yoorop」は、人気のインド映画の映像を使ってヨーロッパの様子を描いた。
それは、代替的な文化的観点からヨーロッパのイメージを示すことを目的としていた。
カウル女史は、子どもの頃にはターナー賞について知らなかったと語り、「文化的なアクセス」がなかったと語った。
ジャスリーン・カウル(Jasleen Kaur)は人生の泥水で創作するアーティストだ
ジャスリーンは人生の泥水で創作するアーティストだ。裏切り、秘密、追放された部外者の中で育った彼女の作品は、目に見えないものや隠されているものを理解することだろう。
(参照)BBC News 2024.12.3
ジャスリーン・カウル女史の詳細はこちら
現代アートの関連項目(ヴェネチア・ビエンナーレ2024)
#ターナー賞2024 #ジャスリーン・カウル #Jasleen_Kaur #スコットランド #シク教徒コミュニティ #アート #現代アート #とは #コンテンツ会議 #art #Turner_Prize #TATE #UK #Tate_Britain #Alter_Altar