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写真家 Joel Meyerowitz - 日常と非日常

ジョエル・マイロウィッツ(Joel Meyerowitz 1931- NY,US)

Joel Meyerowitzは、アメリカのストリート、ポートレイト、ランドスケープの写真家。
オハイオ州立大学で美術を専攻した後、CMのアートディレクター、デザイン関連の仕事した後、フリーランスの写真家となる。
アートディレクターの時代に接したロバート・フランクに触発され、1962年頃から、ストリートのスナップをカラー写真で撮る。
当時、まだ、カラー写真を芸術として考えることに問題視された時代だった。
報道や広告ではスタンドなカラー写真だが、その退色性から、保存や再現性が問題視されたからだ。
ウイリアム・エグルストンもその1人だ。
マイロウィッツは、”ニューカラー”と呼ばれる、カラーフィルムを使った新たなる表現に挑んだ。それには、独特な空気感が流れている。
1970年代に東海岸のリゾート地コッド岬で撮影(8×10)した写真集「CAPE LIGHT」(1976-77)は、代表作であり色彩を重視している。
1990年代に入ると、日常とそこにある刹那の非日常をファインダーにおさめている。アメリカの重要な写真家1人だ。

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Last photo-1967 in Paris

(c)Joel Meyerowitz






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