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ヴィーナス誕生-それはボッティチェリの想像の世界
ヴィーナスの誕生(La Nascita di Venere/1483年頃 伊) ルネッサンス期のイタリアの画家サンドロ・ボッティチェリの作品。このビィーナス誕生は、ボッチェリーが、神話から、描き出した、彼の想像の世界だということだ。
テンペラ画、キャンバス-1725×2785mm。現在、フィレンツェのウフィッツィ美術館に所蔵・展示。
プライベートジェットでトルコ経由にて、イタリアへ、観に行こう・・・と思っても、、、ほとんどの人の場合、それは難しい、・・・フィレンツェ(イタリア)に行かなくても、身近に見ることが出来る・・・サイゼリアのあれだ。
わたくしの知る限りでは、Adobe Illustrator ver.10のパッケージやスプラッシュスクリーンにも使われていた。
作者のサンドロ・ボッティチェリ( Sandro Botticelli, 1445 - 1510 伊)は、ルネサンス期に過大な実績を残したのフィレンツェ(イタリア)系の代表的な画家の1人であり、当時の神秘主義的(神の絶対性)な神話、宗教画の作品が多い。ただ、その視点から、長期間、忘れられた存在だったが、ボッティチェリが再認識されるのは、19世紀のイギリス(ラファエル前派-象徴主義)だった。
Fig.シモネッタ
(註)ヴィーナス:海の中から誕生した、愛と美をつかさどる女神。
余談だが、このヴィーナス誕生のモデルと言われているのは、貴族の娘- 美女シモネッタ(23歳の若さで結核で死亡)、没後、9年目にボッティチェリにより、ヴィーナス誕生は描かれている。
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