目がもの言う肖像画:アレックス・カッツ
目がもの言う肖像画:アレックス・カッツ(Alex Katz)
そして、アレックス・カッツの肖像画の世界は瞳の中が深いアートなのだ。
アレックス・カッツ(Alex Katz, 1927 /アメリカのポップアート運動=figura art-フィギュラル・アーティスト-人間を表現する分野/絵画、彫刻、版画)
画家となりしの最初の10年間で、カッツは1000枚以上もの絵を破棄したことを認めている。それは、失敗というより、自身で満足出来ない作品なのだろう。その後も、試行錯誤を繰り返している・・
カッツの作品はシンプルだが、それは、縮小されていて自身の規模に合わせていると言う。
by Alex Katz
略歴-Alex Katz
1927年、ブルックリン(ニューヨーク)で生まれた。
1946-1949年、クーパー・ユニオン(The Cooper Union for the Advancement of Science and Art/ニューヨーク)学ぶ。
1949-1950、スカウヒーガン絵画彫刻学校(Skowhegan School of Painting and Sculpture)に学んでいる。
1954年、最初の個展がニューヨークのロコ・ギャラリーで催された。
1974年、ホイットニー美術館で「Alex Katz Prints」展
1986年、アレックス・カッツ回顧展が巡回された。
1994年、クーパー・ユニオン・アートスクール(The Cooper Union for the Advancement of Science and Art)は、カッツに寄贈された10点の絵画を売却したことでもたらされた基金と共に「Alex Katz Visiting Chair in Painting」アレックス・カッツの絵画アーティスト・トークの椅子が設立された。
そして、現在、21世紀となり、カッツの美術は広く世界に受け入れられ、今現在は、後継に影響を与えている。
2007年、カッツはニューヨーク州美術館(New York State Museum)で個展を開催。
また、コルビー大学(Colby College/メイン州ウォーターヴィル) は1984年にカッツに名誉博士号を授与している。
1996年10月、コルビー大学美術館は、カッツが寄贈した400点以上の油絵、コラージュ、版画をおさめた新棟をオープンさせたのだ。
それから・・・
そのアレックス・カッツの作品はTATE、MoMA等々、グローバルに展示・収蔵されている。
(追記)「アレックス・カッツの笑顔の肖像画」につづきます。お時間の許す折にでも・・
それから、あらためて、ご覧になって、身近な誰か似てますね? 私では、ご近所のおばさま、お勤め先の方、、下から何番目かはご近所にお住まいの英語の先生とかに似ていますし・・・