(今日のART)ナビーハ・モハメド:Give Up Girls
Give Up Girls - Nabeeha Mohamed
Give Up Girls, 2020
Give Up Girls, 2020
oil on canvas
Microaggression
ナビーハ・モハメドは、主に白人の女子校で育ったことで、彼女が経験したときにはっきりと気づいていなかったマイクロアグレッション(Microaggression/小さな差別)を感じていた・・と後日、述べている。
言葉は意図的に傷つけるつもりはなかったが、それに刺され、モハメドの心に留まった。しかし、ナビーハ・モハメドはその言葉の意味に執着して、彼女を侵食するのではなく、それらの言葉を心に留めておくことを選んだ・・・
ナビーハ・モハメド(Nabeeha Mohamed)
ナビーハ・モハメド(Nabeeha Mohamed,1988- /南アフリカのアーティスト)
ナビーハ・モハメドの作品は、人間であることの意味を探求している。
ナビーハ・モハメドの、ある意味、非常に個人的な作品は、アパルトヘイト後の南アフリカにおけるアイデンティティ(自我同一性)と階級特権の複雑さと矛盾に取り組んでいる。
有色人種の女性としての彼女のアイデンティティは、彼女が育った白人社会と文化に同化するために子供の頃に静かになった。
しかし、今では大胆な色とアイデンティティが中心となる彼女の絵画で称賛されているのだ。
彼女の絵画は、これらのアイデンティティの祝賀が、彼女が恩恵を受ける資本主義経済と階級特権に対する遊び心のある批判と交差するときに緊張をもたらす。
ナビーハ・モハメドのアートワーク
次回も、ナビーハ・モハメドのアートワークのコラムに続きます。お時間の許すおりに・・・
#ナビーハ・モハメド #Nabeeha_Mohamed #アパルトヘイト後の南アフリカ #大胆でカラフルな絵 #人間であることの意味 #南アフリカにおけるアイデンティティ #現代アート #絵画 #Give_Up_Girls #ギブアップガールズ
いいなと思ったら応援しよう!
応援いただきましたら、現代アート系の資料の購入や活動に使わせていただきます。