アレクセイ・ブロドヴィッチ- レイアウトを極めた(UX-Design)
アレクセイ・ブロドヴィッチ(Alexey Brodovitch 1898年 - 1971)
ロシア生れ、フランスから、アメリカ(NY)移り、ファッション誌の世界では、革新的な1人。
アートディレクター、グラフィックデザイナー、写真家でもある。その業績は、女性向けのファッション誌であるハーパーズ バザー(Harper's BAZAAR -NY)のアートディレクターとして著名であり、第二次世界大戦後のファッション誌のロジックを変えた。
そのブロドヴィッチも後継者の発掘、育成に尽力を注いでいた。
リゼット・モデル、ダイアン・アーバス、リチャード・アヴェドン等々が影響を受けた写真家だ。
(c)Harper's BAZAAR- Alexey Brodovitch
(註)アートディレクターという仕事は、観察力が必要だ。
例えば、ワイングラスに、何分目までワインを入れると高級感があるか?それをどのようにカメラさんに依頼するか。
とか、欧州を代表する人の顔は?そして、どのような表情が、制作物のシチュエーションに合っているか?
アレクセイ・ブロドヴィッチは、その辺の観察力と感性に優れていた。そして、人間力もだ。