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自閉症の都市(展示会):Kambel Smith/ アウトサイダーアート

自閉症の都市(展示会):Kambel Smith/アウトサイダーアート

Autisarian City(自閉症の都市)
2023年5月18日~21日
NADA ニューヨークで開催された。

Autisarian City(自閉症の都市) Kambel Smith 2023

カンベル・スミス(Kambel Smith)と「Autisarian City」

Autisarian City(自閉症の都市) Kambel Smith 2023
カンベルスミス アートワーク

カンベル・スミス(Kambel Smith)は、誰もが平等で自分らしくいられるというドラマチックなインスタレーションと概念的なユートピアである「Autisarian City」を発表した。
ニューヨーク市と彼の故郷フィラデルフィアの象徴的な建物と有名な記念碑を組み合わせたこのプレゼンテーションは、測定ツールを使わずに遠近感とスケールを測定するスミスの驚くべき自然な能力を強調している。

クライスラービル、Kambel Smith

クライスラービル、2020年 

クライスラービル、Kambel Smith 2020年 
段ボール、ダクトテープ、スプレーペイント、インク、グラファイト、ホットグルー、フォームボード
335.28 x 60.96 x 81.28 cm

自由の女神、Kambel Smith

自由の女神、2020年

自由の女神、Kambel Smith 2020年
段ボール、梱包紙、ダクトテープ、ホイル紙、スプレーペイント、インク、グラファイト、ホットグルー、張り子
373.38 x 86.36 x 88.90 cm

ニューヨーク・フラットアイアン、Kambel Smith

ニューヨーク・フラットアイアン 2020年

ニューヨーク・フラットアイアン、Kambel Smith 2020年
段ボール、ダクトテープ、スプレーペイント、グラファイト、ホットグルー、張り子
146.05 x 100.33 x 55.88 cm

カンベル・スミス(Kambel Smith)

Kambel Smith

カンベル・スミス(Kambel Smith,1986- /オクラホマ州生まれのフィラデルフィア在住の造形アーティスト/インスタレーション/絵画)

カンベル・スミスは、「自閉症」を自認している。だからこそ、できるアートワークがあるのだ。

カンベル・スミスは、美術や建築の正式な教育を受けていないにもかかわらず、見つけた段ボール、スプレーペイント、ダクトテープ、家族のコンピューターで作成したデジタルプリントなどのシンプルな素材に直感的に惹かれました。スミスの完成した彫刻はすべて、質素な素材を超え、彼にインスピレーションを与えた象徴的な構造物への心からの賛辞として響き渡る。

カンベル・スミス(Kambel Smith)は、ペンシルバニア州フィラデルフィアに在住、活動している。
アトランタ現代美術センター(ジョージア州アトランタ)、エレイン・デ・クーニング・ハウス(ニューヨーク州イーストハンプトンの)、2019年アウトサイダー・アートフェア(ニューヨーク/ クリス・バーン主催/ここで著名になる)など、そして、ロンドンなどでも、多くの展示を行なっている。

非営利団体、Autisarian Network

カンベル・スミスは、「自閉症」を自認している。そして、それを「自閉症と呼ばれる状態により超人的な能力を持って生まれた人」と定義しているのだ。
カンベル・スミスと彼の家族は、自閉症の人々に対する認識を変えることに専念する非営利団体、Autisarian Network を設立した。

カンベル・スミスのアートワーク

最後に

カンベル・スミスは、「自閉症」を自認している。そして、それを「自閉症と呼ばれる状態により超人的な能力を持って生まれた人」と定義している。
逆境こそが、大きな原動力になると言う事だろう。
船の男:ロバート・ラプソンも、やはりそうだった・・・
視点を変える事は、その人の生き方をより、上昇させるエネルギーになるのだろう・・・

-artoday

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