#1)クリストはグローバルに大規模な梱包プロジェクト等を展開した。
包まれたライヒスターク(国会議事堂)(ベルリン,1971-95)、The Gates(ニューヨーク市,セントラルパーク,1979-2005)、梱包されたポン・ヌフ(パリ,1985)などの大規模作品で知られる。
そのクリストが、2020年5月31日、逝去された、84歳だった。
クリスト&ジャンヌ=クロードのアートエリアは何だろうと、後世に記憶される表象だろう、表象の原点についての問いかけだろう。
深く、ご冥福をお祈り致したい。
Christo and Jeanne-Claude
その活動記録を端的に顧みると・・
クリスト&ジャンヌ=クロード(Christo and Jeanne-Claude) は、ご夫妻で活動されていた。Christo (1935-2020)/Jeanne-Claude(1935-2009)
そのクリストは1935年6月13日ブルガリア生まれ。なんと、同年同日生まれの妻ジャンヌ=クロードと共に、「クリストとジャンヌ=クロード」名義で創作を行い、布で景観や施設を一時的に包むアートプロジェクトを主にを展開した。
これまで、ベルリンのライヒスターク(国会議事堂)、あるいはニューヨークのセントラルパーク、パリのポンヌフ橋など、世界各地の建造物を巨大な布で梱包するプロジェクト等々を行ってきた。
まずは、その主な業績をご覧いただきたい、規模が違うのだ・・・・
(c)Christo and Jeanne-Claude
Christo's latest art project is made of 7,506 oil barrels
Christo and Jeanne-Claude Wrap Up the Reichstag | Lost Art
(追記)3編に続きます。(#1-3)
#1 )クリストはグローバルに大規模な梱包プロジェクト等を展開した。
#2 )クリスト&ジャンヌ=クロードの亡き後のアート・プロジェクト「凱旋門のラッピング」
#3 )クリスト&ジャンヌ=クロードのアートエリアは何だろう?
そして、クリストの包まれた外正門:Paris-2021.9.18-10.3と続きます。